薬師寺の口コミ一覧

薬師寺は、奈良県奈良市西ノ京町に所在する寺院であり、興福寺とともに法相宗の大本山です。
開基は天武天皇。本尊は薬師如来。南都七大寺のひとつに数えられ、1998年（平成10年）に「古都奈良の文化財」の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されました。

今回この薬師寺の訪問は、私にとって45年ぶりとなります。

思い返せば半世紀近く前、私が高校生で、バイトをして購入したフィルム一眼レフカメラを持って撮影しに行ったのがこの薬師寺でした。

なぜ薬師寺だったのかというと、別に仏教や寺院に興味があったわけではなく、何かの雑誌で薬師寺東塔とその向こうに見える若草山の景色の美しさに感動し、カメラを持っているのだから自分でも撮影したいと思ったからです。

そしてその時撮影した写真は、自身で現像、印画紙に焼き付け、パネルにし今でも保管しています。
その出来栄えは決して人様にみせるような作品ではありませんが、私のカメラ人生の大切な思い出です。

そしてなぜ45年ぶりに訪問したのか。
それは私の人生にとってはもちろん、薬師寺の歴史においても数百年ぶり(専門家ではありませんので、適当な数字です)に講堂、金堂、東塔、西塔が今年令和の時代に勢ぞろいしたのです。
東塔に関してはまだ正式なお披露目ではありませんが、その姿を見ることは出来ます。

※薬師寺の歴史は火事の歴史。昭和の時代には、奈良時代（天平年間）にさかのぼる唯一の建造物は東塔のみ。大、金堂は1976年、西塔は1981年、大講堂は2003年にそれぞれ再建。東塔も2009年から解体修理が始まり、今年2020年春に落慶法要が行われる予定でしたが「新型コロナ」の影響で延期、その後の詳細は発表されていません。

ようするに、私が初めて薬師寺を見てから、講堂、金堂、東塔、西塔全てがそろったのを見るのはもちろん、この数十年のほとんどの期間、薬師寺に行っても何らかの再建または修復工事が行われていたわけであります。

本当は、東塔落慶法要が行われてから行きたかったのですが、それも「新型コロナ」で延期、「せめて見るだけでも」と思っても、これまた「新型コロナ」の件で、薬師寺参拝の制限及び他府県への移動自粛が続くことに。

ようやくそれらが解除になって、見に行くことが出来たという訳。
これが私が45年ぶりに薬師寺を見に行った理由です。

前書きが長くなりました、というかほとんど前書きのみの文章ですが、45年ぶりの薬師寺について。

全然変わっていません。
もちろん私の記憶というか、イメージ、こうあって欲しいという願望と比較してですが。
細かいところ、特に付近の町並みや、大池周辺の道路の整備状態などは大きく変化していますが、京都のようにマンションやビルが建ったということはありません。
相変わらず、薬師寺周辺には白い土塀の大和棟造りが沢山残っています。
薬師寺も真新しい朱色の建造物ではありますが、イメージ通りの荘厳さ。

「新型コロナ」の影響で振り回されたスケジュールですが、唯一良かったのは、私が訪問した時には、まだまだ参拝者、観光客が少なく、本当に静かな環境の中で45年ぶりの体験を堪能できたことです。

★投稿した8枚の写真の最後の白黒写真は、45年前に私が撮影した「大池からの薬師寺」の写真をスキャナで読み込みデジタル化したものです。撮影場所からの角度が違うので若草山は見えていませんが、塔が一つしかないのははっきりとわかります。

❝世界遺産❞

　古都・奈良の文化財【薬師寺】を、訪れました。。。

9月9日（金）　天候：晴れ

　壮大な歴史とロマンが溢れる❛お寺❜と思い、訪ねました...が、改修中の建物等もあり、景観が損なわれていたのが残念です(-_-)

『南門』をくぐり『中門』に、❛金剛力士像❜左右・二体が仁王立ちで、睨みをきかせております。

　『中門』をくぐります∼・∼立派な建物が目に飛び込んで来ます。

　しかし、平日...と、云う事を考慮しても、奈良の観光名所…しかも、世界遺産の【薬師寺】です...が、訪れる人は少なく、広∼い境内は閑散としていました(*_*)

　左手に『西塔・(三重塔）』が聳え立っていました...が、参観は後にして∼・∼

　〖金堂〗を参拝∼・∼美しい堂で、龍宮造りと呼ばれており、堂内に入ると“薬師如来像”が中央に安置され、右側に❛日光菩薩❜左側に❛月光菩薩❜が並び?薬師三尊?と、申されているそうです。（国宝）です。・。

　∼・∼≪大講堂≫を拝観…伽藍最大「正面41m・奥行20m・高さ17m」の大建造物です(@_@)
　堂内には❛彌勒(みろく)三尊像❜・後堂には❛仏足石・仏足跡歌碑❜が、安置されているそうです。

　≪大講堂≫から∼・∼西回廊を進みます。
秋の空に煌びやかな姿で聳える『西塔・(三重塔）』が迫って来ます。

　一見、六重に観えるのです...が。。。

薀蓄です!!
各層に裳階(もこし)と言われる小さな屋根を施している為に六重に観えるそうです(^0_0^)

『東塔』は改修中(平成31年竣工予定)です。
改修が終われば…〖金堂〗を真ん中にして、二塔の美しい姿が拝める...と、思います(^_^)/

　∼・∼西回廊∼・∼『南門』に戻り、振り返ると『中門』越しに『西塔』が顔を覗かせていました。

　そして、車を置いた処に戻ります∼・∼

車を置いた処とは…!!!
　【薬師寺】に到着後、駐車場入り口を探し、聞きに入ったお店・・・気持ち良く店の前に車を停めさせて頂いた
“奈良漬 本家寿吉屋”で、酒のアテ〔薬師味噌・(奈良漬と、金山寺味噌）〕をミックスした逸品を買い求め…次の目的地へ...と、車を走らせました(*^。^*)

追記
拝観料：大人/800円・中高生/500円・小学生/200円
駐車場：普通車・500円/回・バイク・100円/回

薬師寺。奈良県の薬師寺には三蔵法師の墓があった。中国のお墓から分骨してもらって祭ってあるという。

「じゃ、サルやカッパ、ブタの墓は？」

　思わず聞きそうになった。聞かないで良かった。三蔵法師が何人もいたとは知らなかった・・・・↓

http://www.nara-yakushiji.com/guide/genjyosanzo.html

奈良で一番好きなお寺になりました。
写経体験ができるので初めて体験しましたが、とても穏やかな気持ちになれ、体験と言っても隣では信仰心の厚い方も一緒に写経していたりするので、おごそかな気持ちになりました。写経をすると、薬師寺の拝観券も頂けました。
お坊さんのお話もおもしろく分かりやすいので、お寺が身近に感じます。

ここは和尚さんの説法がいいです。毎回同じ方ではなく時間によって変わるみたいですが声も内容も本当に素晴らしい。もちろん薬師如来もすっきりとした無駄のない美しさです。夜に閉観時間過ぎてから自転車で通ったところ２つの塔をライトアップで照らしてなんともいえない美しさでした。ぜひ夜の散策には薬師寺の前を通ってください。

蓮の花がたくさん咲いていた時期と、華道展をしていた時にいきました。
蓮が咲いていた時は、写真を撮りにきていた人が多かったです。華道の時は、関係者やその知人が多かったです。
お寺をバックに大きな花のかたまり（華道の素人でうまくいえなくてすみません）があったり、境内いっぱいに形作られた花々は圧巻でした。お寺の中だからこその芸術で、屋内でやっている華道展も見たことがありますが、全く迫力が違います。薬師寺であるならぜひまた行ってみたいです。

薬師如来を祀ったお寺です。塔やお堂など建物を見るだけでもかなり見ごたえがありました。
本尊の薬師三尊を友人のナースさんと見ていた時に彼女が、「知ってますか？薬師如来がお医者さんで日光菩薩が日勤のナース、月光菩薩が夜勤のナースなんですよ！」と奈良時代２交代制を主張していました。そんな解説はどこにもなく事の真相は不明です。

奈良県で１番好きな場所です。一番のお勧めは、定期的にお坊さんがしてくださるお話です。建物内にベンチがあって、その時その場にいる人々が集まってお話を聞きます。とても人生を生きていくうえで心があったかくなるお話で、私はほろっとしてしまいました。心が落ち着いて広くなること間違いなしです。

再建されて新しいからというのもあり、白い壁と黒、赤、木の色とのコントラストが綺麗で、とても鮮やかな印象の建造物が多いです。特に入口すぐの西塔がとても迫力がありました。夜のライトアップもとても幻想的です。唐招提寺も北へ向かえばすぐ近くなのですが、薬師寺の南側駐車場に車をとめたので、薬師寺を見ただけで帰りました。

薬師寺に行くならば、近隣の唐招提寺とセットで行くことをお勧めいたします。薬師寺は最近になって再建されたため、柱が鉄筋の部分もあるため、観るとすればやはり仏像と東塔だと思います。また、法相宗であるため玄奘に関わる伽藍もあります。中には平山郁夫画伯の大きな壁画もありました。結構最近の作りなので、美術館のような気分になりました。最近では、Kinkikidsの剛くんのライブもありましたねぇ。アグレッシブなお寺のイメージがあります。周辺の町並みは、まだ古い壁が残っている区画もありますので、ぜひ歩いて散策すると良いと思います。