宮沢賢治童話村の口コミ一覧

花巻市の「宮沢賢治童話村」。

私がまたここを訪れたきっかけは友人からのメール。それに添えられた写真には見たことのない夜の童話村の景色が写っていました。
その景色を実際に見てみたい、写真に収めたいと思い、友人からライトアップの日程表を送ってもらいました。
宮沢賢治生誕120年を記念したイベントで、4月29日〜10月23日の指定日に行われているそうです。
開催時間は18:00〜21:00。
見に行かれる方は必ず事前に調べてから向かいましょう。

私達が着いたのは18:30、土曜の夜ということもあってか既に駐車場は満車でした。警備員から場外駐車場の地図を渡されましたが、運良く場内に空きが見つかって停めることができました。ちょっとだけ歩きますが、花巻市博物館やイーハトーブ館などの施設の駐車場も利用できるようです。

銀河ステーションの入り口をくぐると童話村です。入場料は無料。
ライトアップと言ってもそんなに派手なものではありません。
暗闇に幻想的にライトアップされた箇所に多くの人が集まってました。

「妖精の小径」と「山野草園池」は賢治の童話「銀河鉄道の夜」をテーマに表現されてました。
林の中の小径には虹色に輝く無数のオブジェが。皆がその前で足を止め写真を撮ったり見入ってるようでした。
山野草園池の向こうには神々しく輝く十字架が。宙に浮く発光体と十字架が水面に映ってこれまた幻想的。
次々と観光客がやってくるので、一カ所にずっと留まって見ているわけにもいかないのがちょっと残念でした。

「芝生広場」は童話「どんぐりと山猫」をテーマにライトアップが。
ブルーやオレンジのクリスタルのような一番大きなオブジェが輝いてます。
これら三カ所がライトアップのポイントです。見終わるのにそんなに時間はかからないと思います。私達はこのルートで２周しました。

屋台コーナーもあって軽食や団子・岩魚など地元の物が売られていました。この日は花巻市の花火大会も行われており祭りムードな夜でした。

注意することは夜のなので虫刺され対策をしたほうが良いでしょう。私もけっこう刺されちゃいました。
それと暗闇が多いので、落とし物やお子さん連れの方は気を付けましょう。

昼間の童話村に来たことがある方もこのライトアップ目当てにぜひまた訪れてみてはいかがでしょうか。
昼とはまったく違う景色が味わえますし、周辺にある宮沢賢治関連の施設もナイトミュージアムというイベントで通常より遅くまで開館しているようですので、きっと誰もが楽しめる夜になると思いますよ。

童話作家・宮沢賢治の故郷、花巻市には賢治関連の施設が多くあります。
今回向かったのは「宮沢賢治童話村」。

東北新幹線新花巻駅から2km、花巻空港から6kmの場所にあります。

こちらの入場料は無料ですが、一部有料の施設もあります。
駐車場の周りには「銀河鉄道の夜」を彷彿とさせる「白鳥の停車場」や「銀河トレイン」、ゲートは「銀河ステーション」など、賢治の作品の中にすぐに引き込まれていくようです。

園内は広い公園のようになっていて、周りには賢治作品のオブジェや「妖精の小径」「山野草園」などがあり、天気の良い日はゆっくりと散歩するにもってこいの場所となってます。
この日は子供連れの家族も多く訪れていて、元気よく遊ぶ姿をよく目にしました。

園内の一番大きな建物が「賢治の学校」。入館料は大人350円、高校生・学生は250円、小中学生は150円ですが、
博物館や記念館など他の施設との共通券をお得な値段で買うこともできます。
中はファンタジックホールや宇宙の部屋などの5つのゾーンで構成されていて、所要時間は約15分となっています。

高台に並ぶログハウスは「賢治の教室」。各建物は賢治の童話に登場する植物、動物、星、鳥、石のテーマに分けられた展示になっていました。
照明が消えて現れる展示などちょっとした仕掛けも施されており、ゆっくりと見て回ったほうが楽しめると思います。
ショップ「森の店っこや」もあり、ここも賢治関連の土産物が多く売られていました。

園内では賢治関連の曲も常に流されていて、帰る頃には賢治の世界にどっぷりとつかっていることでしょう。
童話村の周りには「宮沢賢治記念館」や無料で展示やアニメ映画を楽しめる「宮沢賢治イーハトーブ館」もあります。歩いて回れる距離なのでこちらもぜひ行ってみてはいかがでしょう。

私も帰りには賢治の童話集やCDに興味を持つようになっていました。

メインの施設は白い部屋や、ぬいぐるみで葉っぱや虫などを大きく再現した部屋などワクワクですが、かなり狭くあっというまに見終わってしまいました。
内容的には屋外のログハウス風建物（賢治の教室）の方が充実しています。建物によっては、数分に一度照明の仕掛けが動き、マジックミラーの奥が見えるという形のモノもありますので少し時間をかけて見学するのがお勧めです。

花巻に住む友人に連れて行ってもらいました。
もともと宮沢賢治の作品は大好きなのですが、ここは童話の世界が再現されていて、ファンタジックな世界観に浸ることができました。
屋外の施設は、科学の勉強にも役立ちそう。
宮沢賢治が好きな人はもちろん、あまり知らない人の、宮沢賢治入門編としても楽しめる施設ではないかと思います。

昔の記憶の賢治記念館と勘違いして入ってしまいました。１２月の土曜日で寒い日でしたのでお客さんはほとんどなし。前庭も寒々としていました。でも暖かい日なら子供と遊ぶには最高かも。「賢治の学校」は有料ですが賢治の童話の世界を色々な色で表現した部屋がいくつもあり、写真も撮れてなかなか面白かったです。前衛的で芸術的な空間でいわゆる「展示」を期待していくとちょっと違う感があるかもしれません。「賢治の教室」は賢治の関心のあった分野別に部屋が分かれていて「鳥」や「星」など賢治の童話との接点を楽しめます。
賢治のお話をしっかり読んでからいくとまた違った楽しみ方があったかなと思っています。近くの「なめとこ山」というお蕎麦屋さんで食事をしてきました。「山猫軒」もあるそうです。

雨の日に行ったのでそれぞれの建物を移動するのが大変でしたが、童心に返って賢治の世界に浸ることができました。童話の部屋だけでなく、博物館（動物、植物、鉱物）についての部屋もありました。私が行ったときは賢治の童話の一場面を再現した工作展をやっていましたが、これが力作ぞろいでまだ展示されているのであれば見る価値あります。宮沢賢治記念館を訪れた後に童話村に行ったのですが、お子ざま連れなら童話村だけで十分だと思います。

宮沢賢治の童話をイメージした部屋がいくつかあります。私は、ふ〜んといった感じで進んでいったのですが、やはり子供達は受ける印象が違うらしく、特に大きな虫がたくさんいる部屋と床が夜空のようになっている部屋ではなかなか進もうとせず、楽しんでいたようでした。帰ってから宮沢賢治の本を読みたがっていたので、子供達には教育的にもなかなかオススメの施設でした。

童話村内にある賢治の学校は入場料がかかります。
入るとすぐ、いろんな椅子が置いてある白い部屋があるのですが、写真を撮るにはいいと思います。綺麗です。他にも、大きい昆虫がいる部屋（人形なのでかわいいですよ）や鏡の部屋など幻想的な部屋がいくつかあります
でも、館内が小さいのですぐ見終わってしまうのが残念。他にも敷地内にはログハウスが沢山あって天気のいい日は歩くだけでも気持ちがいい所です。