最上峡の口コミ一覧

最上川の船下りは、山々の眺めが良いです。
車は、駐車場にとめ、帰りはバスで元の場所に戻って来ました。景色を見ながら、船頭さんの説明を聞きながら、
自然を満喫しました。
最後の船頭さんの船歌良かったです。
「♪ヨーエサノマッガシェ　エンヤコラマーガセ♪」
秋には紅葉、冬にはこたつ船で雪景色も、絶景の最上峡が
楽しめます。

最上川は日本で７番目の長さの河川で三大急流の一つ、一つの都府県を流れるものでは最長だそうです。
今回は村山市にある三難所と呼ばれる場所で舟下りをしようと向かったのですが、冬期間は休業で開始は4月27日からだと告げられました。

なので急遽向かった戸沢村、最上狭芭蕉ライン観光の最上川舟下りに乗ることにしました。こちらは年中やっているようです。

「五月雨を　あつめて早し　最上川」
と詠んだ松尾芭蕉や正岡子規も船で下ったという最上川。
貸切では芭蕉が乗った場所から乗船できるようですが、私は定期通常航路・60分・12?・片道2200円のに乗船しました。

乗船地点は戸沢藩船番所という昔の番所を模して建てたものです。
無料の駐車場、お土産売場、食事処もあります。ここで食料を買っておいたり、トイレを済ませておくのが良いと思います。

生憎の雨模様となってきましたが、ゴールデンウィーク明けまでは屋形船になっていて気にせずに楽しむことができます。
ライフジャケットの着用もする必要もありません。（緊急時には自分で出して着用）
窓も自由に開けることができました。

船で渡るしか行く方法がないという対岸には昔はあったという村の跡。船頭さんが植えたという桜の木はちょうど見頃でした。
これらの説明は船頭さんが軽快なトークで説明してくれます。
「ヨーイサノ　マッガーショ　エーンヤコラマーガセ」
で始まる民謡・最上川舟唄も唄ってもらえます。最近は海外からの観光客も多いそうで、英語バージョンも披露してくれました。

途中、中間地点にある「水上コンビニ」に立ち寄ります。
お酒やジュース、玉こんにゃくや焼き鳥など後半の船旅で食べるものを買うことができます。
珍しさもあってかほとんどの客が購入してるようでした。おススメはやはり鮎の塩焼きです。

後半は滝やお堂など見所が続きます。
義経伝説の仙人堂、これも船でしか渡れない場所にあります。ここに向かうのは他社の船ですが。
ラストは日本の滝百選の一つ、落差120ｍの白糸の滝です。
船に乗らずとも道路からも見ることができるのですが、船から見たほうが近くて迫力もあると思います。

降船場の草薙港からはバスに乗って戻ります。乗船場まで400円でした。
最上川は季節季節の景色が楽しめるので、三ヵ月におきに乗るのが良いそうです。紅葉に染まる山々や雪景色なんかもとても奇麗でしょうね。