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平泉の西端にある達谷窟毘沙門堂は中尊寺や平泉駅から離れた場所にあり、世界遺産にも登録されていないので訪れる観光客は少なめではないでしょうか。
拝観料を払い順路を進むとまずいくつか鳥居をくぐります。お寺なのに鳥居がある神仏混淆の寺社となっています。
高さ約35mの岸壁にめり込むように建てられている毘沙門堂の朱い色が映えます。階段を上れば窟の中に祀られている毘沙門天を拝むことができます。この中は撮影禁止になってますので、ぜひ実際に行って観てもらいたいです。
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毘沙門堂の下にある池には昨年建て替えたばかりの弁天堂が、東側には不動堂や金堂などのお堂があります。
西側の岸壁に見えるのが岩面大佛。源義家が馬上より弓矢で彫ったという伝説もあります。高さ16mもある大きな物でしたが、残念なことに明治の地震で胸から下が崩落してしまい、現在見ることができるのは残った肩より上の部分のみです。年々磨滅が進んでいるようで、いつの日かなくなってしまうのではと心配になりました。
敷地内はペットの連れ込みは禁止されていますし、お堂の中の仏像の撮影はお坊さんの注意を受けることもありますので気をつけましょう。
平泉の観光地の中でも美しい寺院だと思いますので、世界遺産に登録されている場所を観た後は達谷窟も訪れて欲しいと思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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