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ストック、キンギョソウ、キンセンカ、ポピー、ベニバナ、ヤグルマソウ、カスミソウなどの花が咲き乱れる房総半島の先端、南房総市の旧千倉町の海側の平野には、花農家の方が出荷販売用の花を栽培してらっしゃる花畑が、アチコチに点在しています。
高台から花畑を望むと、花の絨毯が敷いてあるような感じで美しいですが、勝手に花畑の中の畝道を通ったり、花を切ったり、花を持ち帰る事は出来ませんが、花摘みを行うか、ヒトコト声掛けを行えば、花畑を見させていただく事が出来ます。
そんな数ある花畑の中で「白間津の花畑」は、花畑から海を見る事が出来るので、私の一番好きな場所でもあります。
暖流が沖合を流れる房総半島沖は、1月の冬とは思えないほど温かい風が吹き、それほど厚着をしなくても過ごせますし、赤や青、白色が美しいストックの花の畝と、その向こうの房総の真っ青な海を眺めると、そこにいるだけで清々しい気分になれますし、一足も二足も早い春を感じる事が出来る場所です。
ストックやキンギョソウは、花が天へ登るような感じで咲き、それが数畝植えられていると、やはり見ごたえがあります。
露地で栽培されているので、独特の花の香りがするのも、心地よさと癒しを倍加させてくれる気がします。
ポピーは花びらが大きいので、下から撮影すると、真っ青な青空と眩しい太陽、そして白い雲も映えた一枚を撮る事が出来ました。
また花びらが薄いので、重なった花びらとのコントラストが美しいですが、違う角度から花を見るのも一興です。
しかし、数ある花畑の中で「海が近い」白間津の花畑。
花畑を海に向かって歩くほどに、波音が聞こえてきます。
この日は小春日和の花畑で、立ち止まって真っ青な海と波音を聞くと、本当に癒される景色です。
午前中の早い時間に訪れたので、太陽光が海に輝き、それも美しさに花??を添えていました。
足元にスイセンも咲いていて、本当にココは別天地!!極楽浄土とは言いすぎでしょうか??
観光客の方も、皆さん全員がこの付近で足を止めて、海と花を同時に眺めてらしゃいます。
素晴らしい景色、心地よい波の音、かすかに香る花の匂いの3重奏・・・。
「本当に、何度来ても、素晴らしい・・・。」
これだけ沢山の花が咲いていると、半数のお客さんは花摘みがしたくなるのか、花農家の方に、切り鋏を借りて花摘みをされますが、1本100円以下(年の相場による)で摘める花もあり、”ひとかかえ”摘んでも、かなり割安な花束になるので、オトク?です。
花束を抱えたお客さんの笑顔も印象的でした。
白間津に限らず、開花はその年の気温などに大きく左右されますが、12月下旬頃から花が咲き始め、1月中旬頃から色んな花が咲きそろいます。
花畑は切り花出荷用ですので、満開前に次々切られてしまうので、タイミングが悪いと花が少ない事があります。 また2月頃は、1番花より背が低い2番花が咲いた花畑になります。
白間津の花畑を挟んだ道路向かいの「白間津花のパーキング」に、トイレ・売店・軽食・無料駐車場があるので、参考にして頂けたらと思います。
〇JR内房線千倉駅からJRバス安房白浜方面行き15分、白間津お花畑下車
・「白間津花のパーキング」ナビ設定スグ
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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