諏訪高島城

諏訪高島城

長野県諏訪市高島1-20-1にあります。

明治4年の廃藩置県により城郭と天守閣が一度は取り壊され
ましたが、1970年に天守閣と冠木門と角櫓が復元されて
昔の様子を伺うことが出来ます。

天守閣には300円で入場出来まして、最上階からは
諏訪湖を一望できます。

小さいお城ですがとても綺麗でした。

完成当時は、城の周りには湖水と湿地帯に囲まれていたと
言われており、諏訪湖に浮かんでいるようであったので
別名「諏訪の浮城」と呼ばれていたそうで。

また春には桜の名所としても有名で、ソメイヨシノを中心
にしだれ桜、八重桜などの桜が植栽されています。

■上諏訪駅には足湯がある
・足湯は駅構内にある

以前から足湯が気になっていたので松本城観光の帰りに上諏訪駅に立ち寄り、
ついでだから諏訪湖周辺を観光することにした。
そしたら高島城を地図上に発見した。
連続城観光としゃれ込むのである。


■高島城周辺の観光
・地酒周遊


駅を出て商店街を横切るのだが、
その際に「5種呑み比べセット 1,500円(税別)」を購入している人を見かける。

記念品のおちょこグラスがもらえて、
酒蔵見学と試飲ができるセットだという。
店頭ポスターに書いてある。

二三時間は余裕で消費しそうなので迷う。
かなり迷う。
しかし最終的には高島城を取った。

酒の周遊があると分かっていれば、
松本城をショートカットしてきたのに。
時間が足りない。


■諏訪高島城への道のり
・味噌屋
・温泉跡


商店街は寂れており、
高島場周辺はあまりにぎわってない。
土産物屋を買う場所はなく、民家が集っている。
城から湖までけっこう歩き回ったがスーパー一軒も見ない。
どこで日用品買ってるんだろう。


てくてく歩いていると、
酒蔵もあるぐらいなのでキレイ目な川がある。
その近くに「みその丸高蔵」が超目だっている。
味噌の製造と販売をしている。
ついでに味噌汁定食も売っている。
（1000-1500円。動物性たんぱく質は少なめ。大豆性たんぱく質がメインな定食。）
なんとなく雰囲気がある店なので写真は大目に撮っておく。


丸高屋を過ぎると川沿いにパイプから水がちょろちょろ流れている。
川沿いに湧き水か？
とよく見ると、城の三の丸に引いていた温泉跡だそうだ。
温度はぬるいぐらい。

駅に足湯があり、酒蔵があり、諏訪湖もある。
ずいぶんと水の恩恵がある土地だ。


■諏訪高島城

小さい。

建築部分が少なすぎる。
初見では「驚き驚き！これだけじゃお殿様は住めないよ！！」と嘆く。
復刻版なのでこんなもんだろう、と納得はするが、松本城のあとに見ると若干見劣りするのは否めない。
見る順番って大事だ。


考えたところ、先ほど通り過ぎた温泉跡が三の丸だった。
城の一部だけが復元？されているのだろう。
町のシンボル的な城形態となっている。

歩いてる途中にも城の頭が見えた。
そのとき湧きおこった興奮を大切にしたい。
プライスレス。



■公園
庭園部分と神社部分から成る。
なんか古い神社があるので一応参っておく。
この神社、整備の入り方にやたら金のにおいがする。
こんな金のにおいがする地方の神社はそうそうない。

松本城を見て、城にハマッたばかりの頃だったのでかなりガッカリしました。
遠くから見えるお城は立派なのに、目の前の高嶋城は小ぶり。中は展示物があって博物館になっているけれど、コンクリートの再建物の虚しさは否めません。
たしか「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士の討ち入りのあと、生き残った吉良上野介の養子がこの城に預けられていた筈で大河ドラマでタッキーが演じた人が、ここで死ぬまで失意の日々を送ったのかとしみじみ思いました。
そういう風に考えると、コンクリートのお城もドラマチックな物に思えますね。
城の内堀は、市民憩いの公園になっていて、お母さんと小さな子供連れが楽しそうに遊んでいました。

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