コンドイビーチ

　三日月の形をした白砂の浜とエメラルドグリーンの海が美しいコンドイビーチは、竹富島の人気のビーチのひとつです。

　八重山諸島の数あるビーチのなかでも、トップクラスの美しいビーチだと思いますし、本当に眺めるだけで癒されます。


　そんな美しいビーチを愛でれば、誰でも飛び込みたくなりますが、暖流が流れるコンドイビーチは、まるで温水プールに入っている感じで、温かいです。
　海の透明度も抜群で、もうそれだけで感動モノですが、潜れば魚も泳いでいたり、黒い棒状のナマコもいます（笑）。

　泳ぎ疲れれば、白砂の浜や”アダン”の木の中で休憩したり、無料でトイレやシャワーも利用できます。
　東屋もあるので、日陰で美しい海を眺めながら、波の音を聞きながらマッタリする事も出来ますし、小腹が空いたら、軽食販売の移動車もありました。
　同時にパラソルやシュノーケルのレンタルもしているので、商売上手？？です（笑）


　また白砂の浜の砂を手に付着させて、砂粒をよ〜く探すと、”星の砂”を探し出す事もできます。

　本当に星の形をしているので、初めてそれを見た嫁さんは感動し、泳ぐのを忘れてそれを探していました。

　形の良い星砂をのみを探すのは大変ですが、小さな貝殻と一緒に小瓶に入れて、お土産にするのも良いかもしれません。



　特筆すべきは、遠浅のコンドイビーチは干潮（大潮の日は特に）になるにつれ、沖合い３０ｍほどの所に白砂の島が現れます。

　宿の方にそんな情報を頂いて訪れた私と嫁さんは、干潮を期待して訪れていましたが、果たして潮が引くほどに、見る見る間に沖合いに白砂の島が現れました。


　エメラルドグリーンの海の中に、突如白砂の島が現れるので、それを見た観光客の皆さんも、遠浅の海を腰下まで海に漬かりながら、泳ぎながら白砂の島に上陸。

　そこは360°エメラルドグリーンの海に囲まれた、真っ白な砂浜の島で、まるでドコカ外国の南の島（沖縄も南の島ですが・笑）に行ったような感じに思えました。
　遠く西表島や小浜島を望みながら、寝転ぶと青い空が眩しく、波の音も心地よく、すごい贅沢な感じに思えました。


　もちろん満潮時は海の中なので、この島は干潮時にしか現れない”幻の島”？？ですので、事前に干潮時刻を調べて行かれる事をオススメします。



　１５時を過ぎると、観光客はどんどん石垣島に帰るので、夕方は殆ど人の居ない、プライベートビーチになります。

　美しい海は少し夕方色に変わりますが、波は代わらず心地よい音を立てています。

　ハマチドリも沢山遊びに来るようになり、ちょこちょこ歩いて波打ち際を散策？？しているので、可愛いです。


　コンドイビーチも夕陽を愛でれるスポットで、自然に観光客も集まってきますが、この日は夕方から曇り模様。
　それでも、ヤシの木をバックに、南の島らしい夕映えを愛でる事が出来ました。

　是非時間をとって、訪れて頂きたいビーチのひとつです。

※アクセス〜
集落から３ｋｍ、竹富港から４ｋｍ。
夕暮れ以降は街灯も無く、集落からも距離があるため、帰宅用に懐中電灯やレンタル自転車があると便利です。

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