国内最多の観光写真コンテスト開催数!口コミをもとにしたランキングや情報など、日本の観光スポットに関する情報はたびかん!
ホーム » たびかん New Topics » 投稿一覧 » 山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅で最新技術を体験しよう!期間限定イベントも開催中

山手線新駅、高輪ゲートウェイ駅で最新技術を体験しよう!期間限定イベントも開催中




2020年3月、山手線の30番目の駅として、同線では49年ぶりに新駅【高輪ゲートウェイ】がOPENしました。そして、その駅前の広場にて、期間限定イベント『Takanawa Gateway fest』が開催されています。

ちょっと未来を体験できるパビリオンをはじめ、新しい列車の旅をテーマにしたデジタルアートミュージアム、日本の魅力をお届けするフードショップやクラフトマーケットなどを楽しむことができます。『Takanawa Gateway fest』のイベント期間は2020年9月6日(日)まで。この機会に是非、高輪ゲートウェイ駅を訪れてみてはいかがでしょう。



最新技術の「これから」を疑似体験しよう

『タッチレス』をキーワードとした将来の技術・サービスを通じて、ちょっと『ミライ』の移動を体験するパビリオンが2つあります。『A DAY~ちょっとミライのつながるセカイ~ 【プログラムA 顔認証技術】』と【プログラムB ミリ波通信技術】』です。

キーワードは『タッチレス』。スマホやICカードをタッチせずに鉄道や決済を可能にするサービスのことです。 ここでは、タッチレスサービスを可能にするにあたり必要な二つの技術、『顔認証』『ミリ波通信技術』を体験できます。

今や、スマートフォンなどにも内蔵され、馴染み深い顔認証ですが、これからもっとその技術は複数のサービスへ応用されていくと予想されています。その一つに、タッチレスサービスがあります。プログラムAのパビリオンでは、その技術を疑似体験することができます。



一方、ミリ波通信技術のパビリオンは、高い周波数帯を用いて、高速通信を可能にし、タッチレスを可能にする技術です。改札前でICカードが見つからない…という経験された方も多いのではないでしょうか。 近い将来、ICカードなしに、電車が乗れるようになる。そんなミライを目の当たりにできるパビリオンです。

実際に【プログラムA 顔認証技術】でちょっと未来の電車旅を疑似体験してきました。

駅に見立てたパビリオンに入場後、早速タブレット端末で、自分の顔を登録。その際に今回の旅行の形式(観光か出張か)と、目的地も登録します。顔認証でゲートに入場。


(こちらのゲートからちょっと未来の電車旅がスタートします)

電車に乗って現地に到着すると、先ほど登録した駅から目的地まで車で行くのか、自転車で行くのか、寄り道スポットは?などところどころに設置されているデジタルサイネージが旅行の提案をしてくれます。


(映像で説明してくれるのでわかりやすく、流れる映像もポップで楽しい気分になります)

いずれは電子マネーの購買歴などで自身の趣味嗜好も分析され、自分の好みのレストランだったり、お土産屋さんだったり、オンリーワンの旅行プランが提案されるようになりそうです。

パビリオン内はゲームなどかわいい仕掛けも盛りだくさんで、子ども連れ、カップルでも十分に楽しんで頂けるような施設になっていました。是非一度体験してみてはいかがでしょうか。

※プログラムA、Bはそれぞれ日替わり、完全予約制で行っております。詳しくは公式HPをご確認ください。


芸術を旅する、新しいアートミュージアムの形「SPACE TIME JOURNEY」

続いて「SPACE TIME JOURNEY〜時空を超えるアートの旅〜」のご紹介です。こちらは簡単に言うとデジタルアートミュージアム。著名な絵画たちに最新の映像技術を駆使して映し出される絵画を楽しむ、新しいミュージアムの形といえるのではないでしょうか。

ドーム状の館内を進むと、一台の虹色に輝く列車をイメージした乗り物があります。その列車に乗り、外を眺めると、ドーム空間に映し出された映像が投影され、その絵の中に入ってしまったような錯覚を覚えます。 まるで絵画を旅しているようです。


(space time journey この電車にのって、白いドームに映し出される映像を鑑賞します)

移り行く絵画たちは、カンディンスキー、葛飾北斎からモネの絵を通ってゴッホの絵画の世界へ。見慣れた絵なのに、新しい絵画との出会いのように感じ、「もう一度乗りたい」と思うほどでした。これなら見るだけでは退屈してしまう子どもたちにも興味を持ってもらえるかも?是非とも全国の美術館でも取り入れてほしい最新技術だなと感じます。


フード&クラフトマーケットで日本の食文化・伝統工芸の”これから”を体感しよう

フード&クラフトマーケットでは日本各地の魅力がたっぷりつまったショップがたくさんあります。フードショップでは、これからの「食」がどうあるべきか、日本食文化、ウェルネス、SDGsのいずれかをテーマにしたオリジナルメニューを販売しています。

各店舗のオリジナルメニューが私たちになにを問いかけているのか、「食文化」について考えながら食べてみるのも楽しいですね。


(入口側からみたフード&クラフトマーケット)

▶eat3.4 
富山県魚津市の和食料理人3人が魚津の食材、食文化にこだわった料理を提供しています。

▶Japanese Tacos aciao mai
酵素玄米を生地に使用した日本版のタコスです。グルテンフリーであり、中に入れる具材も ハラルやベジタリアンの方などに対応可能。ダイバーシティが進むこれから必要なお店の一つですね。

▶Norit Japon:
秋田県の素材を使用したアイスクリームや秋田県産のクラフトビールを提供しています。ちょっと遠出しにくい今夏だからこそ、ここ高輪で秋田の味をお楽しみください。

▶ONDEN House:
小麦不使用の「グルテンフリー」と化学調味料や遺伝子組み換え食品をできるだけ排除した「ギルトフリー」にこだわったお店です。

他にも高輪SOBA二八、日光軒、CHABAKKA TEA PARKS、常陸野ブルーイング 高輪ゲートウェイ、めっちゃバナナ、骨董メシ、芝浜亭もったいないキッチンなど、多種多様なレストランが出店しております。

一方、クラフトショップNEW NIPPON STOREでは、日本の伝統工芸を『衣・食・住・楽』の4つのテーマに沿って展開します。伝統工芸品を『少し古い』『手に取りずらい』と思っている人も多いかもしれません。しかし、伝統工芸も現代の生活スタイルに合わせ、洗練されたデザインと機能性を持って進化しています。見ているだけでも楽しめるマーケットです。


(NEW NIPPON STORE こちらの建物の中に、日本の伝統工芸がつまっています)

フード&クラフトマーケットエリアの中心には食事や休憩でご利用頂ける芝生広場があります。開放的な屋外という空間でここならではのグルメを堪能しましょう。

Takanawa Gateway Fest
開催期間:2020年7月14日(火)〜9月6日(日)
開場時間:11時〜21時(イベント毎に実施時間が異なります)
開催場所:高輪ゲートウェイ駅前特設会場
入場料:無料。入場だけでも予約が必要となります。詳しくは公式HPをご覧ください。(一部有料のイベント、事前予約制イベントがあります)

アクセス:JR高輪ゲートウェイ駅下車すぐ。
京急・都営泉岳寺駅A1出口徒歩約2分
※専用駐車場はございません。ご来場の際は公共交通機関のご利用をお願いいたします。

詳細はHPをご参照ください。
https://www.takanawa-gateway-fest.com/


(2020年8月21日 金曜日  菅 佳子)


こちらのブログ記事もオススメです
↑ Page Top