2頭のレッサーパンダの赤ちゃん(提供:那須どうぶつ王国)
那須どうぶつ王国では、2頭のレッサーパンダの赤ちゃんと1頭のミナミコアリクイの赤ちゃんが、2020年10月8日より公開されました。
愛くるしいレッサーパンダたちとミナミコアリクイの赤ちゃんを見に、秋の那須どうぶつ王国に出かけてみませんか?
レッサーパンダとアリクイの赤ちゃん公開展示スタート!
レッサーパンダの赤ちゃんと母親の様子(提供:那須どうぶつ王国)
2020年7月18日に誕生したレッサーパンダの赤ちゃんは、2頭ともオス。父親の与一(ヨイチ)と母親の栄栄(ロンロン)から生まれた赤ちゃんです。
このペアでの出産は2018年に続いて2回目。体長12cmほどで生まれた赤ちゃんたちは現在35cmほどに成長しており、母親と一緒の展示場(アジアの森)にて公開されます。ぬいぐるみのようにフワフワの赤ちゃん。この機会にぜひ会いに行きたいですね♪
母親の背中にくっつくミナミコアリクイの赤ちゃん(提供:那須どうぶつ王国)
また、2020年7月18日に誕生した8月25日に誕生したミナミコアリクイの赤ちゃん(1頭)は熱帯の森にて展示公開されます。父親のガイと母親のアナから生まれた赤ちゃんで、性別は今のところ不明。
現在770gの体重ですが、大人になれば3.5~8.5kgほどに成長します。母親が子育てをしており、運が良ければ母親の背中に一生懸命くっつく赤ちゃんの様子も見ることができるかもしれません。ミナミコアリクイは巣箱の中に滞在する時間も長いので、見られたらラッキーです♪
続々と新しい命が誕生している那須どうぶつ王国。かわいい赤ちゃん姿が見られるのはこの時期だけ。かわいい赤ちゃんたちに会いに行きたくなりますね♪
(提供:那須どうぶつ王国)
「自然にいざなう“野生の扉”」クラウドファンディング継続中!
那須どうぶつ王国は、野生動物や環境保護・保全・啓発に力を入れている動物園。希少種の保存保護を目的に飼育、繁殖に取り組まれています。
去年は国内でほとんど事例のないマヌルネコや、今年4月には国内初のスナネコの人工繁殖にも成功。また今年7月には日本ライチョウの自然繁殖にも初めて成功したそうです。「希少動物たちの命をつなぐ」ということを責務だとし、その他にもユーラシアカワウソ、ホッキョクオオカミや、ハシビロコウなど希少種の保存保護を目的とした飼育、繁殖が行われています。
現在、那須どうぶつ王国では、新型コロナウィルスの影響により立たされた苦境を乗り切るためクラウドファンディング「自然にいざなう“野生の扉”」にチャレンジ中です。
希少な動物たちを救う活動費用、現在飼育している動物たちのための費用としての支援を募っているそうです。
1,000万円とした目標金額はわずか2日で突破。次の目標は5,000万円と定め目指しているところとのこと。これまで1,690名もの方が支援され、支援金は現在3,000万円を達成したそうです。募集期限は11月6日午後11時まで。
ここまでの支援金は日本ライチョウのための施設建設やコツメカワウソ家族のための設備作業に役立てられています。また今後はマヌルネコのための自然景観整備などにも活用されるとのことです。
資金を寄付してくれた支援者への「返礼」として、支援額に応じてハシビロコウ、ホッキョクオオカミ、マヌルネコ、スナネコ、など人気動物の限定グッズや、年間パスポートなどを用意されています。
支援に関しては、どうぶつ王国のHPでご確認ください。
那須どうぶつ王国公式ホームページはこちらをご覧ください。
⇒
https://nasu-oukoku.com/
(2020年10月8日 木曜日 たびかん編集部)