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50年続いた旅館が存続の危機に…。【きの助勝手にGoToトラベル】コロナに負けるなプランを発表




日間賀島は、知多半島の先端から高速艇で10分足らず、名古屋からは約1時間で到着することができる島です。徒歩で1周しても約2時間というこじんまりとした島ながら、春~夏はイルカウォッチング、冬には名物のトラフグを堪能できるフグ祭りがあり、人気の観光スポットとなっています。

そんな日間賀島も、コロナの影響を大きく受け観光客の9割減少という、厳しい現実にさらされています。日間賀島で50年間続いてきた旅館「きの助」も、存続の危機を感じる事態に。旅館のため、また地域経済のために、【きの助勝手にGoToトラベル】と名付けたキャンペーンを年末年始に続き、再び開催することを決定しました。



日間賀島の冬を味わい尽くす豪華プラン


(きの助 特選フグコース)

新型コロナウィルスの感染が拡大し、政府主導のGO TOキャンペーンが休止となった年末年始。日間賀島の「やすらぎの宿 きの助」は、感染予防対策を徹底したうえで、独自の35%オフのプラン、【きの助勝手にGoToトラベル】を提供しました。

このプランの目玉は、きの助自慢のお魚料理です。「特選フグコース」と銘打っていますが、メニューを見ると、お料理はフグだけにとどまりません。お品書きの一部を拝見しましょう。

・ふぐ刺し
・ふぐ鍋
・焼きふぐ
・ふぐ白子焼き
・ふぐ皮
・ふぐから揚げ
・活あわび踊焼き
・茹でたこ
・大あさり

これだけでも十分に満足なご馳走だというのに、この他にも海鮮料理が所狭しと並ぶとのこと。どれも元漁師のご主人が目利きしているそうですから、〆の雑炊まで、楽しみでたまりません!


【きの助勝手にGoToトラベル】コロナに負けるなプラン

年が変わり2021年になっても、感染状況に改善は見られず、日間賀島への観光客の来訪は9割がた減少しました。その打撃は地元の観光、経済を直撃しています。

このままでは旅館の存続も、地域の経済も危ないと考えた「きの助」は、年末年始に好評だった【きの助勝手にGoToトラベル】を再開することで、ウィズコロナ時代に立ち向かう決意です。

【プラン概要】
期間:2021年1月20日~2月7日宿泊分
夕食:特撰フグコース
部屋:2~6名一室、和室
割引率:35%
公式HP:http://kinosuke-himaka.com/
ご予約:⇒こちらからご利用ください。



(純和室のお部屋)


(海が広がる窓からの眺め)


(フロント・ロビー)

きの助には日間賀島唯一の人工温泉もあるので、旅気分も十分に味わえますよ。チェックインは14:00からですが、チェックイン前でも荷物は預かってもらえるので、島歩きには身軽に出掛けられます。


(貸切風呂)

高速艇乗船による不特定多数の方との接触が不安だという方には、片名港、師崎港、河和港、一色港、伊良湖港から利用できる「海タクシー」がおすすめです。グループだけでのご利用になりますので、安心です。


感染予防対策



きの助では、以下の感染予防対策を行っています。

1.全館アルコール消毒の徹底
2.全客室、お食事処の換気
3.お食事の提供方法(十分なスペースを確保)
4.従業員の就業前の検温検査

また、日間賀島への来島に当たっては、下記の注意喚起がなされています。無理を押して出掛けることは控えるよう、心がけましょう。

・体温が37.5度以上の発熱が認められた、また風邪症状がある場合はご来島をお控えください。
・ご来島時は必ずマスクの着用をお願いします。
・島内の医療体制は脆弱な為、しっかりとコロナウイルス感染症対策をしてご来島下さい。
日間賀島観光ナビより)


まだまだ全貌が明らかにはなっていない、新型コロナウィルスです。むやみに以前の日常を求めることは賢明ではありませんが、心と体を休める機会は大切にしたいものです。困難な現状の中、ベストを尽くしてお客様に癒しを提供しようとしている旅館の方々の努力が報われることを願わずにはいられません。


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