倶利伽羅の道の駅から少し坂を上がった所に倶利伽羅不動寺 西之坊鳳凰殿があります。倶利伽羅というと、八重桜で有名なのですが、紫陽花がきれいだという事で行ってみました。
「アジサイ駐車場」と書かれてある所に入っていくとかなりの高さの崖一面にびっしりと紫陽花が咲いていました。
その脇に砂利と板で出来た階段があったので、まだ紫陽花があるのかな~と上っていくと紫陽花の向こうに金色の鳳凰が見えてきて、え?何?と進んでいくと、まるで京都に来たかのような立派な庭園と鳳凰殿が目の前にに出現してびっくりしました。
<下の道の駅からすぐです。>
<京都にワープしたかと思った>
私の記憶の中の倶利伽羅と全然違う~!!それもそのはず、倶利伽羅不動尊は山頂本堂と西の坊鳳凰殿の二カ所あるみたいです。長い事石川県に住んでいますが、何も知らんかったー。
拝観料は200円ですが、受付は無人でお金が丸見えの箱が3カ所に置いてあるだけで、すごくオープンなので、やんわりそのまま回り始める人も・・・。
平日に行きましたが、それなりに人が居ました。特に女子が多かったです。
それもそのはず。立派な拝殿の前には紫陽花の花手水があるのです。左翼殿 阿弥陀堂の方にはかわいいお地蔵さんが色とりどりの紫陽花に囲まれていて、とってもフォトジェニックです!
<かわいい~。入ってすぐにテンションMaxです。>
お地蔵さんの横におみくじを結ぶ棚があり、何気なく見てみると、これまた個性的なおみくじの柄でしたよ。
拝殿の中はさすがに厳かな雰囲気ですが、回廊から下を見降ろすと枯山水の庭園になっていました。現在コロナで中止していましたが、戒壇巡りも出来るそうで、また今度のお楽しみとしたいと思います。
<下からは気が付かなかった枯山水>
<天井もスゴイ。こちらに色んなおみくじがありました>
左翼殿 阿弥陀堂、西之坊鳳凰殿、右翼殿不動堂と3つの建物を回って外に出ると、またもやかわいらしい紫陽花で飾られた手水があり、しばし写真撮影。これにいちいち付き合っている旦那もすごい忍耐力です。
<こちらの花手水もかわいいです>
大満足して帰ろうと思ったら、更に高台へと上がる階段が見えたので上がってみました。
ここは「七野墳墓群」という事で、名前からしてそんなに期待していなかったのですが、立派な寺社を見下ろす事が出来て、上がってよかった~と思いました。高台は鳳凰殿の後ろ側まで歩いていく事が出来、ここからしか見られない絶景が見られました。
200円+お賽銭でこんなに楽しませてもらって、かなり気に入りました。
<寺社を囲むような高台からの眺望>
毎年8月15日には沢山の灯明をともして供養する「万灯会」という行事があり、とっても幻想的な光景が見られるそうです。今年は是非行ってみたいなと思っています。