『ぜんこうじ』だと思っていたら『せんこうじ』だった!
高齢になっても、、未だに日本語は難解である。
大阪市平野区にある全興寺。
<全興寺由来>
面白そうだとと思って車で走ったが大失敗。周辺道路は狭く、一方通行ばかりで、果たして無事に辿り着けるのだろうかと心配になった。
自転車かオートバイにすれば良かったと思う。
さらに途中では、いきなり時間規制通行禁止道路があった。
目的地はすぐ近くだからこのまま走ろうかと思ったが、ナビを見ると数十メートル先に警察(交番)マークがある。
これは、まずい!免許の色がゴールドからブルーになると年間任意保険料が5000円近くアップする。
大回りして、またもや一方通行路に悩まされる。
結局、この寺の西側の北行き一方通行路を行くと右手に駐車場が現れた。
こじんまりした駐車場は普通車が6台くらい置ける無料スペース。その前には山門がある。
<この門の右側に駐車スペースがあります>
参拝するには、まず受付に行く。
ここで『地獄通行手形』を100円也で頂く。
この手形は有効期限が無い! 何回来てもこの手形で地獄に行ける?。
地獄の通行手形より、極楽の手形が欲しいと思った・・・。
このお寺には基本的ルールがある。
受付から本堂の薬師如来様にお参りする!
<本堂>
次に地獄堂で音と映像で体験。
閻魔さんと沢山の裁判官がいて、生前の悪事を裁かれる!
私? はい・・・地獄行きです・・・(~_~;)
<地獄堂>
さらに石の穴に頭を突っ込むと地獄の釜の音が聞こえるという体験。何も聞こえませんでした・・高齢で耳が遠くなった??
<地獄の釜の音が聞こえるらしい穴>
次は賽の河原で石積み。さらに仏さまと赤い糸で縁結び。仏の国で瞑想・・・・地下へ降りる階段には四国八十八カ所のお砂入りの手すりがある。と様々な趣向が凝らしてある。
実に楽しいお寺です。
他にも北向き地蔵堂や一願不動尊等がありました。一願不動尊さまには水をかけて拝むと一つの願いがかなうそうです。足元はスモークが出る仕掛けで面白い。
<一願不動尊>
また、地域と子どもたちの安全を守ってくださる「子安地蔵尊」もあります。
<子安地蔵尊>
そんなに広いとは言えない境内には、「小さな駄菓子屋さん博物館」という昭和を思い出されるグッズの展示がある。
<小さな駄菓子屋さん博物館>
どれを見ても懐かしい。1952年生まれの私にはすべてが理解できた!!
お寺の周辺地域も昔の面影を残しており『平野 町ぐるみ博物館』と称している。
平野郷・町屋ゾーン、新聞屋さん博物館、かたなの博物館、ちっこいだんじり館、郵便局博物館等々興味が尽きない町とお寺さんでした。