良く空港で搭乗手続きをしたのに乗り遅れていている乗客を捜す風景を目にしますが、まさか私たち家族がそうなるとは予想しなかった旅行の話をします。
今から１０年ほど前のクリスマスの翌日、東京に2泊３日で2組の家族で旅行した時です。
　ディズニーランドや東京タワーのナイト見学・上野の博物館見学など有意義な旅行でした。帰りは余裕を持って羽田空港に行き、搭乗手続きを済ませ、ショッピングしていました。さあ、出発時刻の20分前なのでゲートに行くと、私たちを捜す声。何だろうと思って聞いてみると「すでに出発時刻です。」と言われ、慌ててチケットを見直すと、なんと２０分間違えて出発時刻を覚えていたことに気づきました。「それでは」と手荷物検査を受けたところ、そこでもハプニング。子どものリュックのなかにディズニーランドで買ったおもちゃのピストルが入っていたために、このままでは登場できないと言われてしまいました。急いでいるのに「荷物預かり」の手続きをやっとすませ、私たち一行は、リムジンバスに乗らずジャンボタクシーで飛行機に横付けです。やっと飛行機の中に入って座った瞬間飛行機は動きだしました。キャディアテンダントの方は、機内放送で「搭乗準備に手間取り遅くなりました。」と言ってくれましたが、明らかに「私たちのせいで遅くなった。」のがバレバレの離陸でした。後になれば笑い話ですみまされますが、この飛行機に乗れなかったら、次の便も満席でしたので私たち一行は翌日まで飛行場で待機していなければならず、「本当に乗れて良かったね。」の話しました。