エジプト8泊旅行へ出発する日の朝。
「左目のまぶたが重いな、軽く痛いし」と思いながら鏡を見ると、
「えぇぇぇぇぇ〜〜？！」
28年生きてきて始めて「ものもらい」というものになっていました。
「昨日の夜まではなんともなかったのに…。どうして？旅行の朝になることないじゃん、神様ってなんていじわるなんだ…」落ち込みに落ち込む私。
　私は看護師なので時間が経つにつれ「このままものもらいが進行して感染がすすんだら…」と専門的に考え出し「これが流行性角結膜炎で他のツアー客とか、飛行機中とか空港で接触した人にまで、無差別に感染させたらどうしよう」とか世界規模の心配までし始めてしまいました。
　「でもいまさらキャンセルなんてしたくない」いろいろ考え、一緒に行く友人に「ハプニングが起きた」とメールすると…
　「こっちもハプニング！今、駅で具志堅用高さんに会ったよ。サインを頼もうと思ったけどファンじゃないのでやめました」との返信…。なんだか一気に気がぬけ冷静さを取り戻し、さっさとものもらい対応策の物品を追加準備し始めました。
　旅行に一緒に行く相手の条件として、何に動じない人って必要ですよね。