天王寺動物園の口コミ一覧（３〜４点）

地下鉄御堂筋線は大阪市の大動脈。
概ね南北に延びる路線の絵は赤色で示される。
その北都心は梅田、南の都心は心斎橋と難波となる。
御堂筋線天王寺駅は難波から更に南へ３つ目。
ＪＲ天王寺と連携する。
この界隈は昔の都心、相対的に少し元気がない。

天王寺公園はＪＲ天王寺からすぐ、
環状線の内側に広がる。
園内には動物園や市立美術館があり、
北東部分に茶臼山が残る。

この公園の特徴は周囲を高い柵が囲むこと。
全国的に珍しいかも知れない。
最近は急減したが、
この辺りは一時期ホームレスの溜り場だった。
今も少しその名残が残る。
そのせいかここを訪れる人はそう多くない。

復興には少し時間がかかるかも知れない。

ＪＲ天王寺近くのゲート前には、
植木などの販売があり、時間潰しの人がたむろする。
中に入ると、一般的な噴水や花壇の公園が広がる。
有料のせいか中を散策する人は少ない。

左奥に小さな植物園があるが、
少しかけるお金がないようである。
右奥から階段を登り下ると美術館へ行ける。

美術館は広大で展示内容も一級である。

過日、小袖展を観に行った。
御殿も宮中の人々も常に着物ではないそうだ。
この事実を聞き少し安心する。
いわばカジュアル着物が昔からあったらしい。
デザインも砕けた風で奔放自由だ。

元気なのは動物園、休みの日は家族連れで賑わい、
平日も爽やかな時期は、小学生や幼稚園児が団体で押し寄せる。
園内はゆったりと広く、定番の動物が揃う。
動物園の正面ゲートは新世界と連結し、通天閣もほど近い。

茶臼山はあの家康と幸村が向かい合ったところ。
北側の安居神社に幸村の戦没碑が残る。

これだけ盛りたくさんのエリア。
やがて再興の道は必ずあると思う。
と願いたい。