京都市美術館の口コミ一覧（９〜１０点）

今年 生誕300年ということで話題になっている江戸時代の画家、伊藤若冲。京都の台所、錦小路の出身だったそうです。
大盛況だった東京での展覧会の後、京都でも何箇所かで開催されるようですが、都合が付いた10月始めに京都市美術館の展示に行ってきました。

昭和初期に建てられた建物は外観も重厚です。煉瓦や洋風の装飾がある一方、上には緑青の色が目を惹く千鳥破風…と和洋折衷。今でも素敵ですが、できた当時は斬新できっと評判になったことと思います。

市営地下鉄 東山駅から徒歩10分…というと、『駅前だったら良かったのに〜』と思われる方もおられるかもしれませんが、大きな桜の木が覆う白川沿いの細道は情緒たっぷり！ 手すりもない細い橋を渡って桜の真下を通るささやかな冒険コースをいつも楽しんでいます(*^^*)
駅から裏道に入ってすぐには、祇園饅頭（祇園・南座の隣にある和菓子の老舗）を作っているところもあり、作り立てを買えますよ♪

ルーブル美術館展に行きました。シルバーウィーク中のせいか、二時間待ちでした。作品を見た時間は40分ぐらいでしょうか。そんなに気乗りしてませんでしたが、本物は、当然ですが、大きいし、隅々まで見られるし、やっぱりすばらしかったです。中尾彬さんの声で有料の音声ガイドの機械を貸し出しています。バロック音楽だけを聴くこともできるので、結構使えました。
二時間も待たされたほど人が多い割には、中の混雑は想像ほどひどくなく、割とゆったりできたかもしれません。
待ちつかれたので、ほかの展示には行きませんでした。

割合によく内容の濃い特別展示をしています。今はもうすぐ終わってしまいますが、ルーブル美術館展でした。平日の午前中でも、すごい人でした。バスできている人が多いですが、バスも大変混みあっていました。車では、すぐ近くに、市営にパーキングがあり、バイクも止められます。近くにもいろいろ有名スポットがあり、退屈しません。

　レンガの壁に瓦の屋根。大きな木戸という外観は、寺社仏閣とはまた違った建造物の歴史を感じさせてくれます。近くには府立図書館、大鳥居、平安神宮に動物園と、いろいろ凝縮させたな、という感じです。
　そろそろルーブル美術館のイベントもおわりのようですが、日展や創画展は春秋と楽しませてくれますし、日本画洋画だけでなく、北欧の家具の展覧などおこなってくれたのも京都市美術館です。面白いイベントを考えているのだな、と思います。