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ジョン一郎さんの安家洞に対する口コミ

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ジョン一郎さんのクチコミ
2019年09月21日に投稿されました。
同行した友人の姿。ヘルメットは必ず着用。8℃しかないので長袖の服を着たほうが良いでしょう。
奥に進むほど洞窟は荒々しい姿になっていく。ここは1950年に毎日新聞調査隊が訪れた印。
一角サイ岩の下をくぐり先へと進みます。
岩手県岩泉町には日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」があります。
9月の三連休のこの日はあいにくの雨空だったのですが、龍泉洞の駐車場はいっぱい、洞窟入り口前の広場もたくさんの観光客で賑わってました。

今回私と友人が目指したのは龍泉洞から更に10数キロ先にある「安家洞」でした。龍泉洞が日本三大鍾乳洞なら安家洞は日本最長の鍾乳洞で、その総延長は23702mととんでもないスケールの地下迷宮が存在しているのです。

アクセスは車で東北自動車道 盛岡南ICから国道455号を岩泉まで100?、岩泉から久慈方面へ20?の場所にあります。

安家洞に到着しましたが、駐車場には全く車がなく、駐車場前のお店も営業している形跡が無い。
本当に安家洞は開いているの?と不安がよぎるほどに誰もいない、先ほど見た龍泉洞の賑わいと比べると天と地の差ほどです。
それでも音楽が流れているのできっと大丈夫だろうと駐車場から安家洞入口までの道を歩きました。途中苔むした道や東屋があって、友人はこんな景色は貴重だと写真に収めていました。

安家洞の入洞料は大人 1000円、小中学生 600円、幼児は無料です。
営業期間は4月中旬〜11月下旬までです。

入洞料を払うとヘルメットが渡されます。100円で懐中電灯のレンタルを勧められました。スマホのライトもあるので借りませんでしたが照明が付いていない横穴に入るのにライトが必要だそうなので事前に準備してくるのも良いでしょう。
寒いのも想定して長袖の上着を装着してきまいたが、カッパも借りることができるようです。
ヘルメットを装着すると係員のおじさんが「記念撮影するから並んで、出てからだと曇って撮れないからね。」と言うので、カメラを渡して撮ってもらいました。
洞窟の入口からはかなりの冷気が吹いてきます。この日は天気が悪かったけれども外気は25℃くらいはあったと思いますので、この温度差なら帰りは確実に眼鏡やカメラのレンズは曇ってしまうでしょう。

「前半はたいしたことないからどんどん進んでね、後半が凄いから。」とおじさんが更にアドバイスをくれました。
準備万端、安家洞探検のスタートです。

総延長23702mの安家洞ですが、通常の観光洞は500m先までです。その先はガイド付きで時間で料金が変わるようです。
あまり観光化されてないと聞いていたのですが、洞内のメインの道は思っていたより広く、階段も作られていたりと歩きやすいものでした。
立ち入り禁止エリアも少なく、ライトがあれば横穴にも自由に入っていけるようです。
設置されている温度計を見ると気温は8℃、龍泉洞と比べても低いです。まだ寒さに慣れていない時期ですから体がけっこう冷えてきます。
写真では明るく写ってますが、派手な照明もなく薄暗くなってます。

後半になるとだんだんと天井や床から鍾乳石が伸びてきていました。進めば進むほどそれは大きくなり、荒々しい景色になっていきます。
これでこそ鍾乳洞。鍾乳洞の多い岩手県ですが、龍泉洞や滝観洞などとはまた違った自然の姿。これが見たくてここまで来たんです。
鍾乳石には「猿の惑星」、「おっぱい岩」、「Aカップ」、「南部鉄瓶」などユニークな名前がついてました。誰がつけたんでしょうね。

観光洞終点には柵がありその先は真っ暗。いつかガイドをつけてこの先も探検してみたいものです。
体が冷えたので帰り道はちょっと急ぎ足、けっきょく私達より後に入ってきてすれ違ったのは1組だけでした。

こんなに凄い所なのにテレビや観光誌にもほとんど紹介されず、全国的には知名度が低いだろう安家洞。
はっきり言って穴場です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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