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ゴールデンウィーク明けに岩泉町の龍泉洞へ行ってきました。
龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つで、盛岡から車で100分の場所にあります。
総延長は知られている所で3600m、そのうち公開されているのが700mです。
入洞料は大人1000円、小・中学生500円です。チケットにはもう一つの鍾乳洞・龍泉新洞の入洞券も付いてますので紛失しないようにしましょう。
岩手県内でも人気の観光地ですから連休中はずいぶんと観光客が来たでしょうが、この日はずいぶん空いていたためゆっくりと見ることができました。
外の温度は20℃、ちょっと厚着で来てしまったかと思いましたが、しかし洞内は9.8℃の表示が。入るなりひんやりとした空気です。
観光地化された鍾乳洞だけあって、床は木の板で作られており、他の鍾乳洞と比べるとかなり歩きやすいです。
ヘルメットや長靴などの装備も不要のようです。でも絶えず落ちる水滴で床はけっこう濡れてましたので、それなりの靴で来たほうが良いと思います。
なぜかカラフルに色が変わる照明が壁を照らし、肝心の鍾乳石などが見にくいなと思いました。これはこれで綺麗なんでしょうが、ちょっと雰囲気を壊しているようにも感じられました。
龍泉洞と言えば有名なのが地底湖。特に折り返し地点にある第三地底湖は水深98m、観光できる地底湖では一番深いようです。全部で7つある地底湖にはもっと深いのもあるとか。
青く澄んだ地底湖を覗くととても綺麗ですが、その水の透明度でも見えないほどの深さには怖さも感じられました。
ここから先は急で複雑な階段が続きます。体力に自信が無い方や体調が悪い方は来た道を引き返したほうが良いと思います。
繁忙期は混雑により通行が困難となるため、階段の途中にあるワインを貯蔵しているトンネルから出ることになるそうです。
階段を登り切ると、観光コースで一番高い三原峠。水面から35mの高さです。ここから階段をひたすら下ると第一地底湖のあたりまで戻ることができます。途中高い所から地底湖を見下ろす展望台もありました。
龍泉洞を出た後は道路を挟んで向かいにある龍泉新洞へ。
こちらは博物館も兼ねているせいか撮影禁止です。
石器や土器も発見されたそうで、原人の人形なんかもありました。
鍾乳石も多く、龍泉洞より鍾乳洞らしい洞窟になってました。
見れる規模は小さいですが、こちらも忘れずに見て行ってもらいたいですね。
お土産には龍泉洞の水や龍泉洞サイダーなどの水製品がおススメです。岩泉自慢の美味しい水の味をぜひ味わってみてください。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。