あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
75名が参考になると回答しています
光が丘公園の北西の梅林は最盛期を迎えた。
白梅と紅梅が青空と共演している。
とても美しい。
■感想
コロナ禍が長引いてしまった。
昨年の今頃とは確実に衛生観念が強固に強く変わってしまったのだが、
以前と変わらない生活習慣のままの人間もいる。
今年は花見を強行している自分なんかがそれだ。
三密を回避するよう出歩いているとはいえ、
周囲の人間は鏡の中の自分だらけだと思うようにしている。
隙を見せてはいけないのだ。
マスクして呼吸を止めての花見にも慣れてきた。
コロナ禍のために花見客も激減してしまっている。
場んでっとさんなんかは早朝と夜に出歩いているが、
失敗してたまには昼にもたどり着いてしまうこともある。
光が丘公園の梅林は最盛期。
到着はお昼時間だった。
敷物敷いての花見客が二組ぐらいいる。
梅の花の写真を撮るついでに枠内に入ってしまうのだが、彼らはどうもカメラがさほど気にならないらしい。
神経の太い練馬区民の中でも猛者である。
ウォークスルーの花見客が多い中、なんと昼寝している者もいる。
隙だらけ過ぎる。
この豪胆さには恐れをなすものの、心の中では拍手を送りたくなる。
あっぱれである。
強いなあ。
とても楽しい。
こういう命知らずぶりは、嫌いではないのが困りもの。
しかも程度の差はあれど気概は同じ、私たちは正常性バイアスに裏打ちされた仲間だと思う。
花は変わらず今年もとても美しかった。
改めて気を引き締めようと思ったのだった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。