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湯沢市の「川原毛地獄」は恐山・立山と並ぶ日本三大霊地の一つです。
以前行ったときは曇り空でした。この日あまりの快晴だったのでもう一度この場所を見たくなって向かいました。
行くには自動車が必要。湯沢市街から湯沢横手道路・須川IC(無料区間)で降りて約35分。県道51号から川原毛地獄へ向かうルートは2通りあります。
川原毛地蔵がある広い駐車場へ通じる湯尻沢線は対向車とすれ違うのもやっとの細い道、大型車は通行不可。秘湯の「川原毛大湯滝」が目的の方はこちかが近くて便利ですが、私は前回通ってもう走りたくないと思ったので別ルートを選択しました。
泥湯温泉を通る県道310号。急な上り坂で川原毛地獄の最上部の駐車場へ向かいます。
こちらは道もそれなりに広いですが、駐車場は20台ほどです。
川原毛地獄は標高約800m、まだ少し雪が残る場所もありました。
車から降りると火山性ガスが臭い、広がる一面白い世界。
これは雪ではない、白い岩肌、白い石。所々から水蒸気やガスが噴き出ていて草木も生えない。
まさに地獄の光景ですが、青空と白い世界はまるで外国の景色かのように美しいです。
一本道の遊歩道を歩いて下って行きますが、以前はもっとコースがあったようです。しかしそこは高濃度の有毒ガスが発生しているリアルな地獄。その先の景色を見てみたいとは思うでしょうが、命が惜しければ決して入ってはいけません。
下の駐車場までは700m、20〜30分かかると思います。歩くにはもちろんスニーカーで。帰りの登りはもっとキツイので飲み物も用意しといたほうがいいと思います。駐車場には自動販売機なんてありません。
下の駐車場にはトイレもあり、初めて訪れる観光客はここに車を停めると思います。
川原毛地獄の地獄の景色はここまでです。青森県の恐山と地獄の景色と臭いは似ていますが、こちらには大きな寺院もお堂もありません。
自然の景色を楽しむ場所なんだなと思います。
さて、ここからさらに下「川原毛大湯滝」を目指します。
木々が茂る遊歩道を500m、約20分歩くと高さ20mの滝に着きます。
この滝は湯の滝、滝壺は天然温泉になってます。秘湯マニアには有名だと思います。
入湯は無料、水着着用。脱衣所は夏場だけ建つようです。
と言うのもこの温泉はぬるい。夏場しか入れないくらいの温度なんです。
手で温度を確かめてみると温かくない。今の時期は雪解け水も入るので冷たいくらいじゃないでしょうか。
帰り道に香川県からの入浴客とすれ違い、「湯加減どうでしたか?」と聞かれました。あの方は入ったでしょうか。時期が早かったと思いますよ。
川原毛地獄、上から下まで歩くと結構な運動量になりました。そしてしばらくはガスの臭いが離れません。
アウトドア派の方におススメの観光地ですね。
大湯滝に入るなら夏、水着持参で。これは忘れずに。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
綺麗にも見えますが、ここは恐山らと同じ霊地ですので怖い所ですね。
夜は絶対に近づきたくはありませんね。