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阿寒国立公園の森の中に、ひっそりとたたずむ小さな湖「オンネトー」。
オンネトーは、時間や季節などで刻々と色を変えることから[五色沼]とも言われています。また「東雲湖(しののめこ」「オコタンペ湖」と並び、北海道三大秘湖の一つでもあります。
オンネトーは、興味が無ければ、森の中にある小さな湖ですが、探せば探すほど、素晴らしい魅力的な湖なので、ぜひ訪れて頂けると良いかと思います。
「早朝〜夕方」
?沢山の小鳥の”さえずり”で夜が明け、春から夏は雌阿寒岳を介して日が昇ります。湖面が水鏡になっている時は、同じように湖面に写った雌阿寒岳からも、同じように太陽が昇り、二つ同時に朝日が望めます。また朝日が当たった木々が輝き、湖面に映し出されます。
沢山の小鳥のさえずり、大自然の神秘、そして素晴らしい二つの日の出。見る価値が大いにある、早朝の時のみ見る事が出来る、特別な景色です。
?水質が酸性のためか、水温が低いのか、立ち枯れた木が、そのままの状態で沈んでいるのも神秘的です。ぜひ探して見て下さい。
?オンネトー特有の美しい青色の湖面は、空や海の青さでも表現でき無い程素晴らしく、綺麗な青色を写します。曇りや雨の日が、より湖の青さが深いように思えます。
?夕暮れ時は、雌阿寒岳や阿寒富士が夕焼け色に染まり、水鏡の湖面に映し出され感動的です。
「オンネトー」とは、アイヌ語で「オンネ(老いた)、トー(湖沼)」(老いた湖沼)と言う意味があります。酸性水で魚が住めないため「すでに魚を育てる事が出来なくなった湖」と、アイヌ人は思ったのかもしれません。
日の出時間は季節によって異なり、二つの日の出や、夕日に染まる雌阿寒岳や阿寒富士は、いつも見れる訳ではありませんが、そんな秘湖オンネトーは、ぜひ訪れて頂きたい湖です。
アクセスは、夏季期間中のみ阿寒湖温泉から定期バスが運行されますが、早朝や夕方の神秘的な風景を見るには、オンネトー国設野営場か雌阿寒温泉宿泊が必要になります。
レンタカーは、阿寒湖温泉街から足寄方面に、約20km程の距離を行った先にあります
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。