稲渕の棚田の口コミ一覧（９〜１０点）

　里の秋を散策！

“彼岸花”の咲く明日香路・・・≪神奈備の郷（稲渕の棚田）≫を訪ねて見ました。

9月23日（日）　天候：晴れ

　早朝の明日香路を走り、棚田に着いたのは7時過ぎでした。

県道15号線沿いには既に多くの車が縦列駐車で停まっていました。
　私達は、県道から少し離れた空地（草むらです）に車を停め棚田の散策が始りました。

“彼岸花祭り”の❛のぼり旗❜が道の随所に見受けられます。

折しも、?案山子まつり?も催されており農道（散策道）沿いには可愛い案山子たちが私達を出迎えてくれました。

　案山子ロードと呼ばれる小径を棚田に沿って進みます...が、あぜ道を真っ赤に縁どる“彼岸花”の数は例年に比べる...と、かなり少なく・・・チョッと寂しい秋の棚田風景になっていました。

　地元の方曰く『近年〔猪・鹿〕の獣害に遭いその対策に苦慮されている』との事でした。

　それでも、棚田を行き交う人たちは力作ぞろいの案山子と、黄金色の稲穂・・・そして、“彼岸花”の咲く秋景色を存分に楽しみながら散策されている姿が見受けられました。

　県道15号線を挟んだ対面の棚田は獣害も少ないようで、田畑のあぜ道や野辺に咲く真っ赤な“彼岸花”が朝露に煌めき・・・美しい里山の秋景色を描いていました。

　日本の原風景が残る≪神奈備の郷≫です...が、田畑の周りには獣害防止の電気柵が張り巡らされ、少し痛々しい風景に移り変わって行くのも・・・時の流れですか...ね！

　段丘状の棚田が幾層にも折り重なり、あぜ道を真っ赤に染め上げる“彼岸花”が咲き乱れ・・・案山子ロードにはユニークな案山子が立ち並ぶ・・・この景色をいつまでも残して戴きたいものです(*^。^*)

今回のご紹介は、先回に引き続き日本の棚田100選にも選ばれている稲渕の棚田です。
棚田だけではなく、もう少し広範囲の「神奈備の郷」として、そこでの出会いを中心に書いていきたいと思います。


稲渕の棚田は、奈良県高市郡明日香村稲渕にあり、全国的にも有名な石舞台を含めた飛鳥時代の遺跡群がある場所の近くにあります。
私はちょっとしたきっかけで「棚田」に興味を持ち、一時期いくつかの棚田を訪ねてまわりました。
この地を訪れて強烈に感じたのは、棚田云々というより、『明日香村』という未だに古代の日本を感じる土地に魅かれ、訪れる多くの方々がいるということです。

「ここ数年、週に数回訪れ、神奈備の郷の日没、夕日を撮影しブログにアップしている」という方に出会いました。「明日香村の美しい歴史的景観を夕日という形式美で後生に残していきたいから」とのことでした。

「古代日本の土着宗教を研究している」岐阜県で教師をされている方とも出会いました。
「明日香、日本の古代史に興味をお持ちですか」。
私　「いえ、歴史というより棚田を見に来ました」。
「私はこのあたりの宗教を研究しています」。
私「仏教の伝来ですか？でも古代の仏教は結局権力者の道具じゃないですか？」。
「その通りです。だから私は仏教が伝来する前の土着の宗教を研究しています。このあたりの寺院にもその痕跡はたくさんありますよ。なんなら案内しましょうか」。
私「いえ、今日は時間の問題もありますから」・・・丁重にお断りしました。

何のことはない会話です。教師と名乗られるものの、見知らぬ人なので警戒してしまいましたが、どの寺院を案内してくれるのか、尋ねればよかったな、とちょっと後悔。

後で感じたこと。
プロの研究者ではない多くの一般の方が、なぜこの明日香村、神奈備の郷、稲渕の棚田に魅かれ訪れるのでしょうか。その理由や興味の持ち方はバラバラなのでしょうが、多くの方を魅了する何か、日本人の古い記憶を取り戻す何か懐かしさがここにはあるのでしょう。

歴史に疎い私でも、ここの高台から臨む大和盆地、その向こうに見える大和三山や二上山くらいはわかります。
あの二上山の南側斜面の、竹内街道西向こうの難波の港から物資や情報が、時の日本の中枢明日香に運ばれたんだ。
二上山や大和三山は、時の多くの文化人や権力者に万葉集で歌われたことを、そういえば学校で習ったような…。

たった一日この稲渕の棚田を訪れ、この地とここを愛する方と少しの時間を共有しただけで、何か古代の日本にタイムスリップしたような感覚になりました。

棚田はよく「日本の原風景」と例えられますが、ここ稲渕の棚田、神奈備の郷、明日香村はまさに「日本人の心の故郷」と言えるのではないでしょうか。そんな気がします。

《彼岸花を愛でに》明日香村に…!!!

９月２３日（火）〚秋分の日〛

❝稲渕の棚田❞を訪ねました…。　小旅行です。。。

《彼岸花》が見頃と「かみさん」のリクエスト!!!
早速『宿』探し…運良く祝日に「橿原」のホテルが(^J^)

昼前に自宅を出発〔阪高・西名阪・京奈和道〕を渋滞もなく・・・「橿原」に着きました…。

県道を暫く走ると明日香路です(;O;)

明日香路の里山を走る街道…田んぼの畦には真赤な
《彼岸花》が咲き乱れています(@_@)

棚田に着くまでに…車窓からの眺めに「かみさん」のテンションは既に頂点に…!!!

❝稲渕の棚田❞周辺の道路は路駐の車でいっぱいです(~_~;)
ゆっくりと走りながら〖きょろきょろ〗と…そこに、丁度帰られる車が!! …そして「私の車に向かって手招き」を!!　『ラッキー』路駐ではなく、カラーコーンで仕切られた駐車ゾーンでした…。

車から降り、❝棚田❞の農道（散策道）に入ると…そこは…
❝棚田❞一面が〚黄金色の稲穂と緑の畦〛に真赤な
《彼岸花》が…圧巻の景色です(#^.^#)

農道（散策道）・畦道にいたるまで、花《彼岸花》を愛でる人達で溢れていました…。

又、私の様にカメラを持った人達も多く❝棚田・案山子・そして、彼岸花❞の撮影スポットとして大変な人気のようです(^_-)

農道（散策道）には、力作揃いの❛案山子❜たちが並び、里山の柿の実も少し色づき始め、明日香村は“秋色”に染まりかけていました。。。!!

秋の陽ざしと…そして、秋の香りを身体いっぱいに浴びて…
❝棚田❞の散策を満喫出来ました(*^。^*)

連休明けの11/5天気も良くなりいつもの放浪癖が・・・？
奈良明日香村「稲渕の棚田」で案山子のコンテスト？？とか！・・・早速「たびかん」で検索、・・・。
さすが「たびかん」(;O;)！ありました。

「かみさん」弁当の準備！（早）・・・ Am10:30出発！
阪高神戸線〜環状線〜松原線と渋滞もなく、飛鳥路に・・・

のどかな里山の景色を眺めながら稲渕の棚田に到着！
平日なのか？人影もなく、車を停める場所も見当たりません(~_~;)・・・周辺をひと回り、田んぼの中に人影が・・
「案山子」でした！・・・？

工事現場の（ガードマン）に駐車場を訪ねると、ここに「置いてき」と云われ（カラーコーン）を避けてもらい・・・
「ラッキー」の極み！・・・（アリガトー）。

早速案山子ロードを散策に・・・趣向を凝らした作品ばかり（コンテスト）は終わり、作品の「題名」・横には「最優秀賞」・「優秀賞」「佳作」等の看板が・・・狭い坂道・農道の両脇に作品が等間隔？？で置かれ、面白い顔・怖い顔・わけの判らないものまで様々・・・遠くから見えていた「ジャンボ案山子」そばに行くと、見上げる程の大きさ(@_@)・・・

最優秀賞作品のまえで二人で写真（その写真は投稿してません）・・・！ゆっくり・のんびりと散策・・・！
途中、休憩所（仮設テントの中にテーブル・椅子）があり「昼食タイム」・・・「棚田の案山子」・「里山」を眺めながらの弁当・・・うまい！・・「かみさん」の手作り(^_-)・・・だから！

案山子ロード（約1km)を一時間半程で制覇・・・(*^。^*)
帰り道「かみさん」が来年彼岸花の咲く頃にもう一度訪ねたいナ・・・とポツリ・・・(~_~;)

気ままな「放浪ドライブ」はまだまだ続きそうです(?_?)

９月に案山子を見に行きました。案山子ロードと名づけられた棚田の中の道に、たくさんの案山子が並んでいて、のどかで楽しかったです。学生や施設の職員さんらなどが応募して作っているものでした。私はベビーカーを押していたのですが、少し坂があるものの苦にはなりませんでした。道の往復で、ゆっくり歩いて１時間くらいです。子供づれや夫婦が多かったです。棚田を撮影している人も多く、夕方には西日を浴びた田んぼが日に染まってきれいでした。来年も案山子を見に行きたいです。

明日香村の石舞台公園から15分ほど車を走らせるときれいな棚田が見えてきます。
今の時期は彼岸花が棚田のまわりに咲いていて、緑と赤のコントラストがきれいですよ。
彼岸花は今がピークですが、稲刈りが遅めなので、黄金色の稲穂はもう少し後かもしれません。
春は菜の花が見られます。これもまたきれい！
駐車場(無料)は道路脇に10〜20台程度ありますが、写真撮影の方がたくさんいるので、停められない場合があります。明日香村へ行かれるときはぜひ立ち寄ってみてください。