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ウマゴンさんの長谷寺に対する口コミ

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ウマゴンさんのクチコミ
2020年01月20日に投稿されました。
長谷寺は、奈良県桜井市初瀬(はせ)にある真言宗豊山派総本山の寺院。
山号は豊山(ぶさん)、院号は神楽院(かぐらいん)西国三十三所第8番札所です。

大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建ちますが、初瀬山は牡丹の名所であり、4月下旬〜5月上旬は150種類以上、7,000株と言われる牡丹が満開になり、古くから「花の御寺」と称されています。
また『枕草子』『源氏物語』『更級日記』など多くの古典文学にも登場するし、中でも『源氏物語』にある玉鬘の巻のエピソード中に登場する二本(ふたもと)の杉は現在も境内に残っています

石畳の参道を進むと、長谷寺の総門にあたる大きな「仁王門」があります。
両脇の仁王像が見守る、三間一戸入母屋造本瓦葺(さんげんいっこいりもやづくりほんがわらぶき)の立派な総門です。

門をくぐると現れるのが、屋根付きの階段「登廊(のぼりろう)」。
長いこの階段は上登廊・中登廊・下登廊と3廊に分かれていて、総数はなんと399段!
この長く続く登廊が長谷寺のシンボルであり、誰もが記憶にとどめる名所ではないでしょうか。

そして登廊のゴールにあるのが本堂。
本堂は断崖絶壁に建てられており、京都の清水寺と同じ懸造(かけづく)りといわれる建築方法です。本堂の前が舞台造りになっていて、ここからの眺望は最高です!

境内には本堂のほかに、「大黒堂」「開山堂」「本長谷寺」「弘法大師御影堂」などのお堂があります。
なかでも間近で拝していただきたいのが、「五重塔」。昭和29(1954)年、戦後日本に初めて建てられ「昭和の名塔」と呼ばれています。
本堂の舞台からも見え姿も美しいです。

私が初めて長谷寺に行ったのは、「花の御寺」と呼ばれるほど、一年中さまざまな花に彩られる中でも、春に見頃を迎える牡丹の季節でした。
それはそれは美しく境内が飾られますが、やはりとんでもない参拝者で賑わいます。
だから今回の訪問は、ゆっくりと境内を散策したいこともあり、冬の季節を選びました。

どの季節を選ぶかは、その人の好みというか価値観ですが、いつ行っても素晴らしい寺院であることに変わりはありません。

所在地     奈良県桜井市初瀬731-1
拝観時間 4月〜9月:8:30〜17:00 10月〜11月、3月:9:00〜17:00 12月〜2月:9:00〜16:30
交通アクセス  近鉄 長谷寺駅 徒歩15分
駐車場 70台(有料)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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