新薬師寺の口コミ一覧（９〜１０点）

　国宝“新薬師寺”を訪ねました。。。

9月9日（金）　天候：晴れ

観光客で賑わう奈良公園を通り抜け∼・∼狭い路地をナビを頼りに進んで行きました。

　閑静な住宅地の一角に、白い土塀？に囲まれた、お寺が見えて来ました。
　静かな地に‘ひっそり’と佇む“新薬師寺”です。

　 　小さなお寺です!!

　門をくぐると、正面に【本堂】が観えて来ます。
　　天平時代の建築で、創建当初の建物だそうです。

　飾り気のない境内…観るべきものは【本堂】の中にありました…。
　
【本堂】の横手から薄暗い堂内に入ると❝薬師如来坐像❞を守るように、円形須弥壇に並んだ≪十二神将立像≫が、周囲を威嚇するかの如く立ち尽くしていました。

　　その中で一段と鋭さを放っている
　　❛伐折羅(ばさら)大将立像❜です!!
力強い気迫さえ感じます。（500円切手のデザインに使用されています）

　　　　　圧巻の異空間でした…!!!

【本堂】を出て、小さな門をくぐると、池の真ん中を通る石畳の小路があります∼・∼《香薬師堂》です。
　青葉の“もみじ”が、小路を彩っていました∼・∼境内同様に清掃が行き届き、庭師と思われる人達が植木の手入れをされていました(^0_0^)

　∼・∼屋敷の中には…お寺の歴史や≪十二神将≫に関するビデオ（VTR)を見る事が出来ます。

　《香薬師堂》を出て∼・∼右手に歌碑がありました。
?香薬師さま?を詠んだ歌...だ、そうです。
　ちなみに…?香薬師さま?とは？。・。子供の姿をした“薬師如来像”...だ、そうです。

　境内は静かで‘凛’とした空気が流れていました。
　　古びては、いますが…立派な古刹です！

国宝の立像≪十二神将≫を目の当たりにし、「かみさん」も感動を覚えた様です。

　私達も初めての参拝です…。＜百聞は一見に如かず＞
　...です。

お参りに来てよかった...と、「かみさん」も…申して居りました(*^。^*)

追記
拝観料：大人600円・高中学生350円・小学生150円
参拝時間：9：00∼17：00　（年中無休）
駐車場：普通車・3〜4台程度です。（無料）

奈良の数あるお寺に行った中で、一番印象に残りました。
私が行ったのは冬で、お堂に入ったとたんにきりっと変わるような感じがしました。
きっと、お堂が土間だったせいだと記憶していますが、暖房などはなく、体が冷えるようでした。
奈良や京都の仏像の中でも、ここの如来はなんだか美しいなあと思います。

十二神像は阿修羅と同じ塑像ですが、国宝の塑像にこれほど近寄ってみられる場所も、なかなかないと思いますよ。
作られた当時の色彩を再現したビデオが流れていたのも良かったです。
仏像や美術に興味のある方にはぜひ行っていただきたいと思います。

奈良に行く時は必ず訪れます。
国宝の薬師如来坐像と両脇を固める日光／月光菩薩もさることながら、ここはやっぱり十二神将が素敵です。お寺なのに美術館のような配置で心が躍ります。あと、ＢＧＭ（東儀秀樹の雅楽か？）まで流れていて、一般的なお寺のイメージが良い意味で覆されます。
少し距離があるので近鉄奈良駅からバスに乗って行くのをお薦めします。

ナビを頼りに行きましたがなかなかわかりにくく、あたりを何回もぐるぐるしてしまいました。
思ったよりも小さなお寺でここは元々新薬師寺の食堂だったそうです。近年本堂跡が奈良教育大学内で発見されされたとのことです。
特に１２守護神は本当にすばらしくて天平時代のものがよくこんなに残っていたものだと感動してしまいました。只１体だけ昭和に造られたものとのことで言われてもわかりません。行かれたら探してみてください。造られた時は彩色が施されていたとのことで、再現されたものが画像で見ることが出来ます。

現在はどうか不明ですが、新薬師寺に宿坊として1泊させていただいたことがあります。近鉄奈良駅からは結構距離があるので、歩いて往復1時間弱はかかると思います。タクシーを使われる方が結構いました。何といっても、御本尊の薬師如来とそれを取り囲む十二神将が圧巻です。みうらじゅんか誰かが、1体ずつぐるぐる回りながら観るとメリーゴーラウンド状態だと言っていましたが、3周はしてほしいところです。顔の表情が豊かで、現代の彫刻でもなかなか観られない表現です。1体をじっくり見過ぎると、結構時間がかかります。はだかんぼのおじぞうさんで有名なおたま地蔵尊もお参りできます。