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阿寒国立公園内にある「屈斜路湖」は、日本で6番目の湖水面積があり、日本最大のカルデラ湖でもあります。
その屈斜路湖の全景を眺めるには、美幌峠や小清水峠、津別峠(冬季通行止め)がオススメです。いずれの展望台からも、空よりも真っ青な水をたたえた、真ん中に島がある屈斜路湖の絶景が望めます。
特に「道の駅」になっている美幌峠は、休憩を兼ねて立ち寄り、絶景を眺めたい場所です。
屈斜路湖畔では、砂湯や和琴でスワンやボートなどが楽しめます。
またカヌーなどのツアー会社もあるので、ぜひ大自然を堪能しながら、人工物が無く、自然の音しかない湖上遊覧を楽しんで頂けたらと思います。
これは格別です。
特筆すべきは、屈斜路湖周辺には沢山の温泉が沸いており、温泉めぐりが楽しめます。
和琴半島にある「和琴温泉」、古丹集落にある「コタン温泉」、50人は入れそうな「池の湯」などがありますが、これらの温泉は、なんと無料(又は清掃協力金)で入浴できます。
いずれも簡易的な更衣室はありますが、男性なら、勇気を出してそのまま入浴が出来ますが、女性は水着が必要かと思われます。
{北海道旅行は、冬でも水着は持参した方が良いかもしれません}
また、同じく湖畔にある「砂湯」は、砂を20cmも掘れば温泉が沸くので、湖の水で湯温を調整しながら手作り温泉が楽しめます。
一味違った温泉体験が出来るので、大変面白いですが、せっかく出来た温泉でも、ここは観光客が多く、入るには勇気が。。。
しかし湖を堪能しながら足湯が楽しめますので、タオルを持参されると良いと思います。
その他入浴料500円ほどで入れる、「三香温泉」や「仁伏温泉」など、施設の整った有料温泉もいくつかありますが、いずれも素晴らしい屈斜路湖を望みながら露天風呂を堪能できます。
冬季は観光客も減り、湖も凍り、一面銀世界の屈斜路湖になりますが、10月中旬頃から、沢山のオオハクチョウやコハクチョウが飛来し、白鳥の湖になります。
砂湯付近の売店には、ハクチョウのエサも売っているので、購入してエサをあげると、たちまちハクチョウに囲まれます。
ハクチョウは全長150cmにもなるので、その大きさに圧倒されるかもしれません。
またハクチョウの足跡の大きさにも、きっと驚かれると思いますので、ぜひ観察してみてください。
温泉が沸く付近は常に靄が沸いているので、それをバックにハクチョウを写したり、また夕陽をバックに撮影したりと、人工物が無い屈斜路湖は、ドコでも素晴らしい大自然をバックに撮れるので、冬季の屈斜路湖は、ハクチョウ撮影のために、沢山のカメラマンが集まる湖になります。
また屈斜路湖畔は、アチコチに温泉が沸いている事から、早朝は温泉の湯気が凍って美しい「樹氷」が見れたり、2〜3月頃の厳寒期には、日本最大規模の「御神渡り」現象を見ることができます。
屈斜路湖は四季を通じて魅力ある大自然を堪能できる湖なので、ぜひ見て、触れて、体験して頂くと良いと思います。
※屈斜路湖近辺は、公共交通機関が非常に乏しいため、時間に余裕ある観光が望ましく、十分な下調べが必要です。
JR摩周駅から和琴までの定期バスや、川湯温泉や屈斜路湖畔で宿泊する場合は、宿送迎を利用し、レンタサイクル(夏季)などがあります。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。