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JR富良野線の「上富良野駅」から徒歩15分ほどで行ける「日の出公園」は、6〜7月のラベンダーの開花最盛期は、遠くからでも紫色のラベンダー絨毯が見えるほど大きな丘陵の公園です。
公園の駐車場付近にはマリーゴールドなどの一年草が植えられており、コレだけでもキレイに植えられていますが、更に日本では珍しい、ビールを醸造する際の、苦みを引き出す「ホップ」が栽培されていました(富良野は国内有数の、ホップ栽培契約産地だそうです)。
またラベンダーが植えられている北西側の園地に入ると、見渡す限りの紫色のラベンダー絨毯と、ラベンダーの香りに包まれますが、この「日の出公園」は園内が広いためか、ラベンダーの開花最盛期にもかかわらず、それほど混雑を感じず散策出来ます。
そんなラベンダー畑の中の遊歩道を登った、丘の上の展望台から望む丘陵のラベンダー畑は素晴らしく、今まであちこちのラベンダー園に行った中では最高級と思いますし、その向こうに市街地やパッチーワークの畑、富良野盆地まで望める雄大な景色が堪能できます。
南東はオートキャンプ場と、その向こうに十勝連峰が望めますので、360°北海道らしい景色を眺める事が出来る公園で、そんな景色を眺めながら、溢れるほどの芳しいラベンダーの香りで、凄くマッタリする事が出来ます。
そんなマッタリしている時に、ふと石の上にエゾシマリスがやってきました。
どこからかエサを見つけて、石の上で食べていましたが、慌ててその食べる姿をパチリ!!!
後から観光客がエゾシマリスを見つけて歓声を挙げた瞬間、エゾシマリスは逃げてしまいましたが、思わぬ出会いに感動しました。
また昼間はラベンダーの香りに誘われ、沢山の昆虫も飛んできます。
本州では高原でしか見る事が出来ない「コヒオドシ」チョウがいたので、それもパチリ。
ハチも沢山飛んでいますが、むやみに追い払ったりしなければ攻撃する事は少ないので、そんな昆虫を撮ったりするのも面白いです。
ラベンダー園の中に、白いアーチで作られた「ラベンダー愛の鐘」があり、それが紫色のラベンダーの絨毯とマッチしてますが、以前はここで結婚式が挙げられていたそうで、順番にカップルが鐘を鳴らしたり、写真を撮っていました。(私も鐘を鳴らしましたが・・・。笑)
また夕方近くになると、数人のカメラマンが訪れましたが、ラベンダー園が北西方向に向いているため、夕陽とラベンダーを撮影するのに有名な撮影スポットだそうです。
日の出公園は東京ドームに匹敵する広さですので、駐車場から歩いて展望台に行く事が困難な方に、有料シャトルバスも有りますし(ラベンダー開花時期のみ)、8:30〜18:00を除く時間帯は、展望台への道が開通し、車で行く事が出来ます。
7月の北海道は4時には明るいので、早朝ラベンダーを愛でるのも良いかもしれません。
そんな日の出公園は無料で入園できますし、無料駐車場や売店、トイレも完備されてますし、展望台にも売店とトイレがあります。
また、やや晩生品種の「オカムラサキ」と言う品種のラベンダーが多く植えられていますので、他のラベンダー園が見頃を過ぎたくらいが、一番開花最盛期と思えます(これは個人的な感想で参考程度にお願いします)。
富良野のラベンダー園巡りの際には、最盛期は大変な混み様ですが、その中で比較的混雑が少なく、ゆったりラベンダーを愛でる事が出来る日の出公園はオススメです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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