国内最多の観光写真コンテスト開催数!口コミをもとにしたランキングや情報など、日本の観光スポットに関する情報はたびかん!
ホーム » アクアマリンいなわしろカワセミ水族館の情報と口コミ » アクアマリンいなわしろカワセミ水族館の口コミ一覧 » ジョン一郎さんの口コミ

ジョン一郎さんのアクアマリンいなわしろカワセミ水族館に対する口コミ

あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
はい!参考になりました!
240名が参考になると回答しています
ジョン一郎さんのクチコミ
2019年12月28日に投稿されました。
福島県裏磐梯の湖に生息する外来種「コクチバス」
裏磐梯に生息する外来種「ウチダザリガニ」
オタマジャクシを捕食する「タガメ」の幼虫
太平洋系陸封型イトヨ
この水族館の名前にもなっている「カワセミ」
絶滅したニホンカワウソに近い種類の「ユーラシアカワウソ」
ユーラシアカワウソのお食事タイム
耶麻郡猪苗代町にある「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」。以前に訪れたときは「いなわしろ淡水魚館」という名前で、わりとよく見るような淡水魚を中心に展示しているようなイメージでした。
しかし、平成27年に同じ福島県内にある大きな水族館「アクアマリンふくしま」を運営する、公益財団法人ふくしま海洋科学館に委託して現在の名前に変わったようです。
正直以前のままの展示ではまた訪れようとは思いませんでしたが、名前が変わって内容も良くなったと聞きまして、行ってみようと思ったわけです。

最初に感想を申し上げますが、はっきり言ってすごく良かったです!!

アクセスは車では、磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから約10分。
電車では、JR磐越西線猪苗代駅からタクシーで約10分。

建物の外観は以前と変わっていませんでした、水族館名の表示が変わったくらいでしょうか。
入館料は大人 700円、小中学生 300円、未就学児は無料です。

展示内容が他の水族館と比べてすごく変わってました。
どの水族館にもいる淡水魚の鯉やサケ・マス類はもちろん、福島県の裏磐梯に生息するコクチバスやウチダザリガニなどの外来種や、北海道・福島県・福井県にのみ生息する陸封型イトヨなどレアな魚を見ることができます。

カワセミやカワガラスの展示には川に小魚が泳ぐ自然の環境が再現されていました。
水生昆虫コーナーもかなり充実でゲンゴロウの仲間もこんなにいるのと思うくらいの種類が展示されていました。
足の生えたオタマジャクシがたくさん泳ぐ水槽、かわいいなと見ていたら上の方に水生昆虫がいました。これはタガメの幼虫、今では見ることがほとんどなくなった日本最大級の水生昆虫です。
するとタガメの幼虫がオタマジャクシを捕まえ、口の針を刺し捕食しだしました。
思わず目を背けたくたる人もいるでしょうが、これは凄い!幼い頃から図鑑やテレビでしか見たことがなかったタガメの捕食シーンが実際に見られるとは。
よく見ると他の肉食昆虫の水槽にも餌となる生きた生物が入れられてました。
するとカワセミやカワガラスのところにいた魚も餌なのでしょうか。
水槽の中で生態系のリアルを感じることができるのが、この水族館の最大の魅力だと思います。

近年人気のカワウソもいます。ここにいるのは絶滅したニホンカワウソに近い種類のユーラシアカワウソです。
10時と15時からはカワウソのお食事タイムです。さすがは人気のカワウソ、時間になると皆さんカワウソコーナーに集まります。
普段は巣箱で寝ていることが多いそうですが、餌の時間は活発に動き、プールに入ったり出たりを繰り返してました。係員さんがトングで餌を与え終わると、カワウソたちはゴロゴロしたりじゃれ合ったりでとてもかわいかったです。

最後にミュージアムショップでお土産を購入。ここの職員さんが描いたという水生生物やカワセミなどのバッジやマグネットはここでしか手に入りません。

釣り好き魚好き、昔虫捕り少年だった私はこの水族館の展示に大満足でした。夏は世界のカブト・クワガタ虫展もやっているので昆虫好きのチビッコ達にも絶対おススメです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
アクアマリンいなわしろカワセミ水族館のすべての口コミはこちら

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館の情報と口コミ
↑ Page Top