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日光中禅寺湖からさらに奥に行った所にある湯ノ湖は、山と木々に囲まれた小さな湖で、1時間ほどで周回できる遊歩道が整備されています。
日光に来るたびに訪れている湖で、標高1400m以上の場所に位置する高原の湖ですので、5月を過ぎてようやく新緑が眩しい季節になりました。
遊歩道を歩くほどに湖畔の景色が次々変わるので好きな湖ですが、私は朝の景色が大好きです。
5〜6月は鳥の恋の季節なので、他の鳥に負けじと争って鳴いているので、それは鳥の大合唱のような、鳥のコンサートみたいに聞こえ、嫁さんも鳥の大合唱に、いつの間にか引き込まれる程でした。
モウそれだけで心が晴れる気がしますが、さらに展望所で朝日を背に湖畔を眺めていると、太陽が昇るほどに対岸の山々に朝日が当り、それが水鏡になった湖面に同時に映り始めました。
更に太陽が昇るほどに山々が明るくなり、それと全く同じく水鏡になった湖面にも輝くので、その美しい様は、居合わせたカメラマンも嫁さんも感動してました。
また新緑!!(緑色)と言っても色んな種類があり、濃い緑、薄い緑、そのグラデーションと、紅葉とは違った景色が望めるのも、この時期ならでは、かもしれません。
湯ノ湖の紅葉は9月下旬頃から始まりますが、紅葉が有名な”いろは坂”や”華厳の滝”より標高が高いため、一足先に色づきます。
”いろは坂”が色づき始めた・・・。”
と言う頃は、湯ノ湖の紅葉は”見ごろ”かもしれませんし、オススメかもしれません。
また日光東照宮辺りが紅葉最盛期の時は、すでに紅葉は終わっている可能性が高いですが、すでに冠雪した日光白根山などを望む事が出来ました。
澄んだ空気の中で、その冠雪した山々と青空が湖面に映り、その絶景も素晴らしい・・・。
湯ノ湖周回の遊歩道は、是非見ておきたい落差50mの”湯滝”にも繋がっており、湯ノ湖からの落ち口、側面、滝つぼの三面から滝の姿を鑑賞できますし、さらに各名所にも散策路が整備されてますので、ぜひ時間を取って散策されることをオススメします。
また湯ノ湖付近には、歩いて数分の場所に”奥日光湯元温泉街”があり、日帰り入浴も楽しめます。またマスが放流されているので、釣りにも人気な湖で、こんなキレイな空気と景色の中でのボート釣りは羨ましく、きっと清々しい気持ちになると思いました。
運が良ければ、散策中に”ホンシュウジカ”や”ニホンザル”と遭遇する可能性がありますが、決して動物を驚かさないよう、遠くから観察をお願いします。
○アクセス〜
※東武日光・JR日光駅からバス便あり。
※奥日光湯元温泉街に無料駐車場有り。湯ノ湖畔まで徒歩1分。
※散策に当り、売店は非常に少ないため、事前に準備しての散策をオススメします。標高が1200〜1400mの高原地帯ですので、防寒・防雨着が必要です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。