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日光の中禅寺湖より更に奥に、戦場ヶ原という広大な湿地があります。
「湯川」沿いに”戦場ヶ原自然研究路”の木道が整備されているので、6〜8月は様々な高山植物を愛でる事が出来ますし、紅葉は10月初め頃から始まりますので、散策するほどに、奥日光”戦場ヶ原”の自然や人工音の無い静けさを満喫する事が出来ます。
今回は紅葉が終わった時に訪れたので、すでに戦場ヶ原の植物は枯れ、一面茶色い原野でしたが、青空の下、澄んだ空気の中の戦場ヶ原は、それだけで胸が透くような場所でした。
木道沿いに沿って、まるで飲めそうなほど美しい”湯川”の流れは、歩きながら眺めているだけで心地よく、またマガモなどが遊んでいましたが、自然に倒れた木もそのまま残っており、さらに倒れた木から、新しい木が更新している姿も見る事が出来ました。また沢山の小鳥も居るので、葉が落ちたこの時期はバードウオッチングにも最適で、双眼鏡を持った観光客の方もいらっしゃいました。
※ちなみに5〜9月は、渓流魚釣りが楽しめる川です。
更に木道を進むと展望台があり、広々とした戦場ヶ原や男体山などを愛でる事ができます。
嫁さんも、余りにも清々しい戦場ヶ原の風景や静けさに、思わずバンザイする姿も・・。
既に広葉樹の紅葉は終わってましたが、カラマツは黄金色に黄葉していたので、それが太陽の光に当って、さらに金色に輝いていました。
特筆すべきは、朝の早い時に訪れると、朝霜がカラマツの黄葉に付着しており、それが昇ってきた朝日に輝き、それはそれは幻想的な風景を醸し出していました。
太陽が昇るほどに、黄葉に付着した朝霜が溶けているようでしたが、その朝霜が冷気か靄のようになり、カラマツ林に白く浮かび上がっていました。
この時期の朝しか見れない、特別な風景を堪能できましたが、戦場ヶ原は、この様な自然現象が見やすい場所だそうで、沢山のカメラマンがシャッターを押していました。
今回は晩秋に訪れましたが、次回は是非高山食物が咲き誇る時や、紅葉の時に訪れたいと思いました。
また戦場ヶ原自然研究路は、更に中禅寺湖や湯の湖など、各名所まで繋がっていますし、トイレや売店なども場所ごとに整備されてますので、事前に地図を元に、散策路を検討されることをオススメします。
※JR日光駅・東武日光駅より湯元温泉行き約50分「三本松」下車
・無料駐車場有
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。