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「はい!せーのっっ・・。」
と言って一斉にライトを当てて始まる、手作り感満載の「山彦の滝ライトアップ鑑賞会」は、高さ28mの山彦の滝の水が凍って出来た氷柱に、数色のセロファンで覆ったライトを、四方から当てて鑑賞するツアーです。
山彦の滝駐車場から、雪の山道を10分ほど登ると、やがてライトアップされた氷柱が見えました。
間近で迫力ある氷柱を見上げると、
「日本にも、こんな氷柱が見れるのか・・・。」
と思わずにいられない、圧倒されるような山彦の滝の氷柱ですが、こんな景色が見れるのは、まさに冬の北海道の、冬季間だけの特典かもしれません。
そびえて立つような高さ28mの氷の柱に色付きライトが当たると、
「おお〜っ・・。」
と、参加者が感嘆の声を上げるほど魅了されます。
ちなみに、緑色が炎の滝、青色が静寂の滝、紅色が紅(くれない)の滝、黄色が黄金の滝で、紅が一番人気があった様ですが、昼間と違って夜間のライトアップされた氷柱は一味違います。
夏季の山彦の滝は、どこにでもあるような山奥にある高さ28mの滝ですが、12月頃から、滝上と滝下から滝の水が凍り始め、それが1月にはドッキングし、高さ28mの巨大な氷柱が出来上がります。
また滝の水が全部が、内部まで全て凍っているような感じですが、実は氷柱の中は空洞で、その中に水が流れており、耳を氷柱に当てると(大変冷たいですが)水の流れる音が聞こえます。
また裏見の滝でもあるので、裏側からも氷柱が堪能できます。
画像で見る氷柱のみだと、大きさが実感できませんが、人と比べると、その氷柱の大きさが実感できます。
自然が作り上げた芸術を、ぜひご覧頂きたい、オススメの山彦の滝氷柱ですが、以下を参考にされて頂きますと良いかと思います。
(実際に私が参加しての参考案です)
○山彦の滝ライトアップ鑑賞会〜
・遠軽町のHPを参考に、鑑賞会実施日の事前予約が必要です。
・指定された時間、集合場所に行く必要がありますが、事前に完全な防寒装備で、また長靴が望ましいです。
・当日1200円参加費用支払い(平成23年度:バス送迎、保険、温泉代、軽食代込み)
・冬季の山彦の滝のトイレは閉鎖されているため、利用できません。また無料配布されるコーヒーやお茶、甘酒がありました。
・ツアー時間は、行き帰りの送迎バス時間を含め1時間余りです。
○昼間に山彦の滝に行く場合〜
・マウレ山荘が実施するツアーや、遠軽町が実施するツアー参加が望ましいです。
・冬季間の山彦の滝は、積雪のため通行不能になり、マウレ山荘付近から徒歩で1時間ほど要します。完全な防寒は勿論ですが、吹雪などで遭難しない様に、ある程度の雪装備や土地勘が必要であり、個人での安易な行動はオススメできません。
・JR石北本線「丸瀬布」駅より、マウレ山荘まで遠軽町営バス利用出来ますが、ライトアップ鑑賞会後はバスがありませんので、タクシーか、マウレ山荘泊が必要です。
・いずれの場合も、現地までのレンタカー集合は、雪道走行が不慣れな場合はオススメできません。
はっきり言って、レンタカー利用できないと非常に行きにくい場所ですが、札幌雪祭りとは一味違う、秘境度満点の自然が体験できる鑑賞会です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
コメントありがとうございます。
この氷柱を実際に見ると、画像以上に圧倒されます。
こんな秘境めいた場所は、僕も大好きなので