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遠野市の土淵地区にある高室橋には男性が老婆を背負ったレリーフが描かれてます。
一見親孝行の姿にも見えますが、これは「姥捨て」を行ってる姿を描いたものです。この橋の先にはかつて60歳になった老人を捨てたという言い伝えのある丘「デンデラ野」があります。
遠野遺産の看板がある坂を上ると見える原っぱがデンデラ野です。捨てられた老人達はここで集団生活を送り、日中は里に下りて農作業を手伝ったりしたそうです。そしてここで死んでいきました。
現在の60歳はまだまだ現役って感じなので、複雑な気持ちになる話ですね。野原を見渡しながら考えてしまう場所です。
以前ここの坂道で突然蛇に襲われたこともありますので注意しましょう。駐車場はありませんので、地元の農作業の車の邪魔にならないようにしましょう。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。