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振袖のような藤の花穂が垂れ下がる優美な姿を愛でに!
2022年5月8日(日) 天候:晴れ
高速を下り、田植え間近な田園地帯を走っていると、道沿いに“藤公園”の昇り旗が立ち並ぶ里山の風景を車窓越しに眺めながら進むこと数分、その先に見えたのは多くの車が列を成して並ぶ光景でした。
臨時を含む3ヵ所ある駐車場は既に満車の状態で、農道で待つ事数分∼・∼誘導員さんの案内でやっと車を停める事ができました。
そして、入園の受付を済ませます。
私たち、数年前にもこの藤公園を訪ねており、園内のレイアウトは凡そ解っている「かみさん」…自前のカメラをバッグから取り出し、いつもの如く独り歩きをする準備をしています。
私も、自由に‘ぶらぶら’...と、散策できるので「かみさん」を気持ちよく送り出します。
風になびき、華やかな“藤の花”が咲き並ぶ園内を独りで散策を開始します。
GW最後の休日…です!・・・園内は小さな子供を連れた親子連れや若いカップル…そして、シニアカップルの姿も多く見られました。
綺麗に整えられた藤棚から垂れ下がる“藤の花”、その花回廊を人の流れに沿って進むと、芝生の広場に咲く“白藤”の立派な樹が目にとまります。
清楚でありながら華麗な花姿の“白藤”周辺は人気の撮影スポットのようで、数人のカメラマンがその美しい“藤の花”にカメラを向けていました。
私も同様、‘パチリ’...と、撮っておきました。。。
優美な姿の“藤の花”は、和歌や俳句にも詠まれており“さくら”と並び日本の美を物語る花として万人に知られています。
“藤の花”はどこか儚げでありながらも高貴な風情もあり、女性の優美な姿にも例えられるほど美しい花です。
散策をつづけます!
公園の中央付近には噴水が吹き上がる泉があり、その周囲に設けられたベンチに腰掛け…そよ風に揺れる“藤の花”を眺めながら‘のんびり’...と、した時を過ごします。
泉の辺から藤棚越しに池の堤をみつめると、五月晴れの空に元気よく泳ぐ鯉のぼりの姿が見えました。
次に向かったのは、地元の方手作りの水車がある辺りです。
周囲を彩りあげる“藤の花”と、趣ある水車を背景にして撮るのが人気のようで、若いカップルや子連れの若夫婦が仲良くお互いを撮り合う微笑ましい姿も見られました。
御多分に漏れず、私も数枚を撮りおさめ∼・∼先へと進みます。
そして、多くの人たちが上って行く池の堤頂を目指し、息を切らしながら…私も階段を上ります。
池の堤頂からの眺めは素晴らしく、水を張った水田と、長閑な里山とが織りなす大パノラマの素晴らしい風景が広がっていました。
池堤の上をひとめぐりしながら∼・∼間近で泳ぐ鯉のぼりを見上げ…それらをカメラに収め、「かみさん」と約束の場所に向かいました。
春の終わりを飾るように咲く“藤の花”、その花回廊をめぐり歩き、心癒されるひとときを過ごせました(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。