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朝焼けの棚田に…雲や空を映し出す水鏡の光景が見たくて!
令和 2年 5月 8日(金) 天候:晴れ
❝長谷の棚田❞集落の田んぼに水が張られ、一面が水鏡と呼ばれる光景が見られるには∼・∼田植えが始まる前(GW頃)と言われています。
水を張った朝夕の棚田が織りなす景色の一端をカメラに収めよう...と、ここ数日の間に2度ほど下見に訪れ、田んぼに水が張り終えられる日を模索していました。
そして、当日!
日の出に間に合うように...と、午前2時過ぎに自宅を出発、長谷の集落に着いたのは午前3時を少し過ぎていました。
勝手知ったる棚田の集落∼・∼曲がりくねった農道を進み、目指す高台に辿り着きました。
外気温8度と、夜明け前の里山は、少し寒く感じられます。
農道の端(通行の邪魔にならない場所)に三脚をセット、カメラの設定は車の中で行いました。
ポットに入った温かいコーヒーを飲みながら「かみさん」と二人で夜明けを待ちます。。。!
4:00am・・・東の空が赤く染まりかけてきました…日の出の予定時間は5:03am...です。
カメラを持ち∼・∼三脚をセットした場所に...!!
薄明の空に朝の鋭い光が上空を照らし始め、夜明け前の赤く染まった雲と空が棚田の水鏡に映し出されていました。
その光景は・・・自然...と、人とが生み出した神秘的な空間でした。
空の色が徐々に赤く染まりかけ、その光景が∼・∼張られた水面に描き出されてきます。
小さなモニターを覗く...と、凝縮された棚田の美しい風景が映し出されていました。
そして、朝の光が小さな集落と、水を張った棚田の隅々まで照らし始め、あぜ道に咲く野の草花たちが水田の縁を緑に彩り、その水面には周囲の景色が映り込み、山々に囲まれ、静かに存在する棚田を眺めている...と、日本の原風景の中にタイムスリップしたような気持ちになります。
刻々と変わる空の色...と、それを映し出す水鏡の色模様の美しさに…時を忘れ、暫く見惚れていました。
5:10am・・・やがて山の稜線からオレンジ色の太陽が顔を出し始め、その光線が山肌...と、棚田の集落を照らしはじめてきました。
一瞬を惜しみ、カメラ片手に駆け巡ります。・。
時には水鏡に反映する雲と空の景色をズームで撮り...そして、急ぎ足で棚田の中段に進み、お決まりの撮影スポットから朝陽に照り映える茅葺き屋根の民家を撮り収め∼・∼慌ただしくも楽しい時間が過ぎていきました。
そして、6:00am・・・撮影を終え、すっかり明けきった棚田集落を後にしました。
自宅に戻り、私は仮眠∼・∼「かみさん」は家事に勤しみます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜
時間が過ぎ、夕暮れが迫る中、私独りで棚田の集落を目指し再び車を走らせました。・。
「赤く染まる棚田の夕焼けをイメージしながら...!」
そして、棚田に着き、朝の撮影場所に進みます。
日の入り時刻は18:49pm...と、なっていますが、里山の夕暮れは早く訪れます。
イメージした夕焼けとは少し違う空の色...と、なりましたが、西の空を淡い赤紫に染め上げる夕暮れの棚田も…また、趣のある情景を魅せてくれました(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。