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網走市街から国道238号線を紋別市方面に進み、北見市常呂(ところ)町に入って間も無く、「ところ森林公園」を目指して左折すると、そこから続く広大な畑が「常呂の丘」です。
「美瑛の丘」のパッチワークの畑は有名ですが、この「常呂の丘」も、5月頃には麦が育ち、タマネギやビート、ジャガイモが植えられ、美瑛の丘のパッチワークの畑に負けない位、素晴らしい畑が望めます。
7月にはジャガイモの花畑や、緑肥用のヒマワリなどが咲いていたりと、散策する程に北海道らしい景色が望める丘ですが、ここは遠くオホーツク海も望む事が出来るので、その分だけ、オトク???な場所かもしれません。
ライダーやチャリダーさん、最近は観光バスも寄り道をするほど名所になってしまったのか、バスから観光客の方が降りて、オホーツク海とパッチワークの畑をバックに、写真撮影をしてらっしゃいました。
8月を過ぎると、収穫を終えた小麦畑のアチコチで、牧草ロール(これは麦のロールなので、正確には”麦乾ロール”だそうです!!)が転がってます。
青空の下、広い広い畑に牧草ロールが転がっていると、それはまるで心が透くような北海道らしい景色で、思わず走り出したくなる感じもしてきます。
畑の面積も、1枚の広さが1ha(ヘクタール)以上の畑ばかりで、中には東京ドームより広い、5ha以上の畑もあるので、写真でその広さを撮るのは難しい・・。
でも、そんな目的で歩くだけでも楽しく、そして癒されます。
ところ森林公園から、「常呂の丘」への道を進むほど標高が高くなるので、徐々に左手側に能取湖や能取岬、遠く知床連山も望む事が出来ました。
右手はサロマ湖などが望め、後方は真っ青なオホーツク海の素晴らしい景色を望む事が出来るので、清々しい空気を吸いながら、歩いて散策する価値大です!!!
夕暮れ時になると、いつの間にか畑と夕陽を撮影に、観光客が集まってきました。
太陽が沈んでも、夕映えが素晴らしい「常呂の丘」ですが、私は常呂の丘を下った所にある「ポントー」と言う沼で、常呂の丘も一所に入れて夕陽撮影をしようと思いましたが、さすがにそれはムリ。
しかし、夕陽が沈むほどに「ポントー」の湖面が輝き、それは魅入ってしまうほどの美しさでした。
嫁さんも胸が透く景色を堪能できた「常呂の丘」に、余韻が残ってるようで、終始笑顔でした。
※これから夕食として、常呂町名物の「活きホタテ」を食べに行くのも、楽しみで笑顔だったんでしょうけど・・。(笑)
常呂の丘は、私もこの付近を通ると、つい寄りたくなる、知る人ぞ知るオススメの場所です。
○アクセス〜
・網走駅バスターミナルより、常呂・栄浦方面行きバス「のぞみの園」下車。「ところ森林公園」の入り口まで徒歩1km
・トイレなどは森林公園にあります。
・麦乾ロールは、数日で回収されますので、いつまでも畑にある訳ではありません。
・小麦は早生と晩生品種がありますので、10月下旬頃まで麦乾ロールが見られると思われます。収穫する農業機械の姿も面白いですよ。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。