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雲一つない秋空に誘われて、ほこりまみれのスクーターを引っ張り出して奈良市へ向かいました。
阪奈道路を通って生駒山を大阪から奈良へ越えるのですが高度が上がるにつれて寒さを感じます。
バイクでの山越えは真冬の恰好でちょうど良いくらいだと思いました。
奈良公園の一信号手前の県庁前交差点を右折して進みますと左に登大路公園、右手に興福寺境内を見ながら走りますが、ここまで来ますとあちらこちらに鹿の姿があります。
突き当りを右折しますと左手に猿沢池が見えてきます。
池の周囲を回りこむように走り、南方向への道路に入りますと左前方にホテル サンルートが立っていますが、その手前に駐車場があります。
この駐車場は所謂コインパーキングですが、入口付近には二輪専用駐輪場があります。太いワイアをバイクの前輪に通して機械にワイアの先端を差し込むとロックされる構造になっています。
1時間100円と安価でもありますので、二輪で訪れた方はここに駐輪されるのが便利かと思います。
ここから、南へ歩き出します。数分でならまち界隈の細街路に入っていきます。
ならまちは元々元興寺の境内でしたが、1451年に火災で燃えてしまい、その跡地に人々が住み着き「奈良町」となったと伝えられています。
ならまち中央付近に奈良町資料館(入場無料)があり、その数件先に、ならまち庚申堂があります。
大きなお地蔵さんの建物のような雰囲気です。青面金剛像を祀る祠ですが、中を覗いてみても何も見えません。
その代わりに、資料館に青面金剛像が祀られています。
また資料館入り口では「身代わり申」が売られています。
大小さまざまな申がありますが、一番小さいものは1080円となっています。一年間のご祈祷をしていただけるということで、備え付けの紙に願い事を書くようになっています。
近所の民家にの軒先にはこの身代わり申が多くぶら下がっており、庚申信仰が深く根付いているように思えます。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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