あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
380名が参考になると回答しています
豪華絢爛に飾られた彫刻屋台が、鹿沼市内を練り歩く「鹿沼秋まつり」は、毎年10月に開催され、国指定重要無形民俗文化財に登録されていると共に、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、歴史ある祭りです。
鹿沼今宮神社の屋台行事の祭りとされますが、鹿沼市内を歩行者天国にして、移動式彫刻屋台が練り歩きます。
観光客は間近で彫刻屋台を見る事が出来ますが、
「人・人・人・・・。」
で、大変混み合いますが、彫刻屋台は数台が町中を練り歩いているので、見逃してもしばらくその場所で待っていれば、次の彫刻屋台が練り歩いてきます。
彫刻屋台は、屋台の中でお囃子や踊りや狂言が演じられているので、それを見ているだけで飽きませんし、彫刻屋台の名前の通り、屋台の彫刻は、非常に緻密で豪華に飾られているので、目を見張るものがあります。
見どころとして「ぶっつけ」と言うのがありますが、これは二台以上の彫刻屋台が向かい合った時、お互いが激しくお囃子を競い、お囃子の競演を行ったりします。
屋台の屋根に上がって捲し立てたり、提灯で囃し立てたりと、迫力競演が見れるので、面白いですが、その最中にお菓子などが投げられ、観光客は歓声を上げてお菓子を拾ったりと、盛り上がりました。
昼間はその様に市内を練り歩きますが、夕暮れになると彫刻屋台に提灯などが灯り、昼間より祭りや彫刻屋台の風情が、盛り上がったような気がします。
19時前になると、大きな交差点に観光客が集まって行きますが、これから鹿沼秋まつり最大の見所、四方から6〜7台くらい彫刻屋台が集まる、ぶっつけが始まります。
数台の彫刻屋台が一斉に、激しくお囃子で競い合います。
四方からお囃子が聞こえ凄い盛り上がりですが、同時に観光客も歓声を上げて魅入るので、大変な盛り上がりでした。
写真を撮るのも一苦労でしたが、このぶっつけは、各交差点ごとに、時間をずらして行われるので、事前に鹿沼秋祭りのタイムスケジュール表を見れば、数カ所で見る事が出来ます。
そして最後は花火が打ち上げられ、秋祭りは終了しますが、彫刻屋台やぶっつけの迫力、また耳に心地よいお囃子は、いつまでも耳に残っているような感じがしました。
※鹿沼秋祭り開催日や時刻などは、HPにて確認ください。
・会場内は、屋台や休憩場、トイレなど有。
・JR日光線鹿沼駅、東武日光線新鹿沼駅下車。
・無料、及び有料駐車場有。
〇画像の人物は、観光客は目線を入れました。また彫刻屋台などの祭り関係者は、特に撮影に問題無いとの事です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。