2件の口コミのうち、1件目から2件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
49名が参考になると回答しています
江戸時代からの建造物や町並みが今も残っていて、かなり広い地域で見られるので風情があってとても満足できました。保存会の方が花をいけられていて、それがとても感じよかったです
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
169名が参考になると回答しています
とびしま海道の途中にある「大崎下島」の”御手洗(みたらい)”地区は、江戸時代より船人の、風待ちの港、潮待ちの港として栄えた街で、今でも当時の面影をしのぶ事が出来る、情緒溢れる古い街並みが残る港町です。
江戸時代から栄えた!!
とされる御手洗は、江戸から昭和時代まで、海を埋め立てながら、それぞれの時代に建てられた街並みがあり、それぞれに劇場や遊郭、商家、茶屋、船宿、社寺などが保存されてました。
パンフレットを持って歩き、説明板を読むと、その時代にタイムスリップした感じも受けましたが、こんな瀬戸内海の小さな島の港町に、これだけ沢山の施設があったと言う事は、当時は大賑わいだったことでしょう。
それぞれの船宿や遊郭、劇場などは、有料、または無料で館内に入る事が出来ますが、館内に入場すると、より詳しい案内板などがあるので、それを読むと結構面白く、当時の出来事が分かると同時に、勉強になります。
海沿いにある船宿は、無料で館内に入場できました。
縁側に座って海を眺めると、美しい瀬戸内の海を眺める事が出来ます。
何よりも縁側に座っての歓談は、当時の船人も歓談したり酒を酌み交わした事でしょう。
そもそも縁側から海が見えるなんて、そう沢山は無いでしょうし、また座った状態で海が望める事にも、凄く癒された気がしました。
またその他の船宿や商家は、アートなど展示されたギャラリーや、カフェなどに改装されてますので、散策のついでに休憩出来ますし、御手洗最後の船大工さんが造るミニチュアの木造船は、精巧な作りで感激し、また色んなお話を聞く事が出来て、楽しめました。
また御手洗の顔とも言える、江戸時代に石で造られた高燈籠と石積みの千砂子波止は、是非訪れて頂きたい場所です。
白い石で造られた波止場は、今でも現役で使用されており、当時の技術力や繁栄ぶりを感じられる場所ですが、そこから眺める瀬戸内の海や島々も最高です。
波止場の前には岡村島があるためか、波穏やかで、まさに天然の良港であったと思われますし、ココから眺める御手洗の街並みは、しっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
夏の夜は波打ち際で、沢山のウミホタルの幻想的な光が見れたそうで、ココでゆっくり釣りでもしたくなりますが、波音や潮風に当たるだけも、癒される場所です。
他には、江戸時代の雰囲気が残る「常盤町通り」は、「重要伝統的建造物群保存地区」のメイン通りで、切妻や入母屋造りの白漆喰の家屋が並んでましたし、昭和時代の街並みは、懐かしい看板が並んでいて、観光客の皆さんが順番に写真撮影をしてらっしゃいました。
世界中から修理依頼があるとされる、紅白の懐中時計が目印の超有名な新光時計店は、
「ここにあったのか〜〜〜・・・。」
と、私は一人で驚いてましたが…。(笑)
さらに天満神社は、本殿の下にトンネル??があり、そこを潜る時、一つだけ願いが叶うそうで、また正月の書き初めに、
「ここの井戸の若水を使うと文字が上手になる」
とされてましたし、旧劇場(有料)も見所満載でした。
バス停などがある「重要伝統的建造物群保存地区」の入り口には、観光案内所があるので、最初にそこでパンフレットなどを貰ったり、また観光ガイドも在住してましたので、HPなどを参照して頂いて、御手洗を堪能して頂けたらと思います。
○アクセスなど
・バス〜JR呉線呉駅前または広駅前バス停から「とびしまライナー(豊・豊浜方面行)」乗車、「御手洗港(みたらいこう)」下車
・車〜呉市内より「とびしま海道」経由約90分。無料・有料駐車場有
・竹原港より御手洗まで船便あり。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
2件の口コミのうち、1件目から2件目を表示しています。