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“彼岸花”が咲く葛城古道!
その道沿いに佇む❝九品寺(くほんじ)❞を訪ねました。
9月21日(水) 天候:晴れ
車の往来がはげしい「県道30号線」から∼・∼普通車がようやく通れる程度の狭く曲がりくねった田園の道を進んで行くと❝九品寺❞の『山門』が見えて来ます。
『山門』の手前を右折し、垣根沿いを少し進んで行くと、駐車場と?おぼしき?広場に数台の車が停まっているのが見えました。
車を降り、垣根沿いの坂道を上って行くと∼・∼一気に
視界が広がり∼・∼ 黄金色の稲穂と❛あぜ道❜に咲く可憐な
“彼岸花”が出迎えてくれます。
もう少し坂道を進むと∼・∼❝九品寺❞の北東側にある広場には真っ赤な“彼岸花”が群生し、見事に咲き誇る景色が広がっていました。
私達が訪れた時は6〜7分咲きの様でした。
“つぼみ”と満開の花が入り混じった広場の花園…真赤な
絨毯を敷き詰めた花園には至っていませんでした...が、腰を屈め“彼岸花”の背丈近くから眺める景色は『大和三山』の耳成山や畝傍山…そして、香久山が一望に見渡せ、裾野に目をやると里山の風情が見え隠れし、御所町の町並も眺められる素晴らしい風景が広がっていました。
❛あぜ道❜や土手の斜面…そして、寺の垣根沿いに咲く
可愛い“つぼみ”の“彼岸花”が木洩れ日に煌めき素晴らしい光のコントラストを描いていました。
また、土手の下から眺めた“彼岸花”…秋の空に向かって元気よく咲き誇っていました。
しかし、残念な事に広場の“彼岸花”が多くの人達で踏み荒らされ、沢山の“つぼみ”が根元から折られ、朽ちている姿が痛々しく思えました。・。
「心ない人達がおられる様です(-”-)」
花に見惚れ❝九品寺❞にお参りするのを忘れていました。
改めて『山門』をくぐり【本堂】への階段を上ります。
境内は決して広くありませんが、綺麗に清掃され気持ち良くお参りが出来ました。
観光寺院ではないので、参拝される方も少ない様です...が、【本堂】の裏山には≪千体石仏≫のあるお寺として知られている様です。
私達は時間の都合で拝観出来ませんでした...が、もの凄い数の石仏(1,600〜1,700体)は迫力のある光景だそうです。
次に訪れる際は、是非とも拝観したいと思っています。
参拝を終え、もう少しの間、葛城の里山に咲く“彼岸花”を求めて∼・∼次の目的地へと車を走らせました(*^。^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。