1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
156名が参考になると回答しています
兵庫県淡路島の南端に、小さな島がある。沖合5キロ弱の位置にある勾玉の形をした島は色んな伝説がある。
この島は、大昔に神々が創り出した「おのころ島」だという伝説があります。沼島の由来は・・沼島の「沼」は「国生み神話」の「沼矛」に由来するという説もあります。
とにかく、色々な歴史を秘めた島であることは確かで、島に一歩踏み入れたとたんに何かしら不思議な雰囲気を感じられたものです。
淡路島の土生港からの連絡船で渡るしか方法はありませんが、島の人や家族は漁船で送り迎えしてもらってる姿が見られます。
沼島汽船で約10分、大人片道470円(往復900円)。土生の港には駐車場もあって一日500円。
ヨットやモーターボートで行くと、無料で係留させてもらえました。
上陸すると、港の前だけが唯一広い道で、あとは細い道が各村に繋がってます。
信号も無いし、これと言った規制もない。警察もない。
自然の美しさと、島の人情だけが息づいている雰囲気があります。
そんな島に度々訪れたのは、ゴールデンウイークに催される祭りがきっかけでした。ヨットでのクルージング中に、たまたま寄ったらお祭りの最中。お神輿に加え、数台のダンジリの曳行。驚いたのは、ダンジリが海へ入っていくではないか!
こんな光景は見たことがなかった。以来しばらくの間、毎年祭りに合わせて沼島へ行ってました。
しまいには島の人とも知り合いになってお風呂を頂いたりするようにもなりました。
島の散策・・・島は港を中心にした街があるが、そこから離れると印象はガラッと変わる。
港から離れ、山に入り、「おのころ神社」へお参りすると、そこには「自凝神社」と書かれてあった。
神話に出てくる「おのころ」とは、 「自凝」と書くことを知らなかった。
イザナギとイザナミの像がカワイイ。
竹になる直前の竹の子(おのころ神社への途中)が凄い勢いで伸びている。 「破竹の勢い」という言葉が納得できました。
やはり、この島は不思議な雰囲気に包まれていました。
なかなか不便な場所にある島ですが周辺にも観光ポイントが多いので周遊されるのも良いかと思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。