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初めて行ったのは憶えていないくらい昔。
JR福知山線の生瀬駅で降りて廃線跡を歩いて温泉に向かった。
廃線になった旧福知山線は川沿いにクネクネと走る線路だったようで、歩いていても景色が良くて気持ちが良かった。
鉄橋を渡り、トンネルを抜ける。トンネルの中は昼間なのに真っ暗で懐中電灯が無ければ危なくて歩けない。
線路は撤去されているが石ころや起伏がある。
いいかげん歩き疲れた頃に旧国鉄武田尾駅跡に到着してすぐに旅館へ向かい温泉に浸かり、宴会をした。
風呂場に向かう廊下が広く、歩いていると小さな鳥が先導するように私の前を飛んでいたのが記憶に残っている。
次に行ったのは2010年。
荒々しい岩がゴロゴロしてる川には透き通った水が流れる。
山々は秋の終わりを告げるような紅葉に彩られていた。
道路は、武田尾温泉街に入ると極端に狭くなり、ハンドルを誤ると川に落ちそうになる。
以前に来た温泉が、どこかわからない。
ハイキングに来てる年配の男性が、片手に1メートル以上はありそうな蛇をぶらさげて歩いている。
「こんなん、おったぞ♪」
と嬉しそう。
お願いですから近づかないでください・・・(~_~;)
ようやく、たどりついた旅館は日帰りお断りだった。
仕方なく軽四で、どうにか通れるような道を辿って、温泉街の最も奥にある元湯温泉へ。
レトロな雰囲気いっぱい!
入浴料は当時1000円。
お風呂は決して広いとは言えないが、ぬるめで、ゆっくり浸かってられる。
建物の窓から裏を見ると、年季が入りまくったというか、歴史の重みを充分に感じさせてくれる宿も見える。
温泉と紅葉を充分に楽しめたのを思い出し、もう一度行きたくなった。
※いくら探しても、まともな写真が残っていませんでした・・・。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。