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南北朝時代に熊本から送られた石の船が庭の真ん中に鎮座し、幕末に西郷隆盛が月照と密議を交わし、日露戦争の後に50人のロシア兵が住み、昭和の作庭家が斬新な庭を築いた…それがすべてこの小さなお寺の境内でのこと。
ここの白砂の砂紋はなんというかリズミカルで、数本の浅い線の後に深く刻まれた線が続き、目に心地よい美しさ。モクモクとした雲のような赤い砂も洗練されれていて、重森三玲のセンスを感じます。心休まると同時に元気をもらえる、そんな庭でした。
ここには全国的にも珍しい、二階建ての茶室があります。公開されていませんが、二階から見下ろす庭の眺めはきっとまた違った味わいがあるはず。この建物は豊臣秀吉の北野の大茶会の頃のものを移築したとのことでした。
一年を通じて公開されているものの不定休で、私も前を通るとお休みだったことが何度もありました。今回は日曜日に訪問したためか無事に拝観することができました!
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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