1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。
あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
232名が参考になると回答しています
益子町と言うと、焼き物の街として知られますが、数年前から町では花を植え、一年中花で包まれた美しい町にすることで”、心豊かな生活を送り、笑顔で”おもてなし”出来るようにするための事業を行っているそうで、休耕田を利用した夏のひまわり畑や、秋のコスモス畑は、その最たるイベントになります。
町内の上山地区では毎年8月中旬〜下旬頃になると、約10ヘクタールもの範囲に200万本のひまわりが咲き誇り、遠くからでも見える黄色い絨毯に、付近を通過した車も、わざわざ車を停めて車窓見学をしています。
ひまわり祭り会場に行くと、田んぼ一面にひまわりの黄色い絨毯が広がっており、無料駐車場を降りたその場からひまわりを愛でる事が頃が出来ます。
駐車場の近くにメイン会場があり、軽食が取れる出店や、土日は地元農産物の青空市場が開かれ、オープニングイベントでは、近くの小学校による和太鼓の演奏やマスコットキャラクターが登場するそうです。
イベント期間中は展望台が設置され、広大なひまわり畑を見渡すことができます。
「大輪ひまわり」と言う品種や、セーラームーン、バレンタイン、サンリッチオレンジ、ルビーなど、さまざまな品種のひまわりが咲いていますが、ひまわりでありながら、多少の開花時期がズレますので、最初に展望台からひまわり畑を見渡して、どこが一番満開か調べるのも良いと思います。
この時は一番西側にあるひまわり畑が満開で、その場所まで行くと、全部の花が東側を向いて咲いていました。
嫁さんが
「向日葵は太陽に合わせて花が回るのに、全部同じ方向を向いてるわよ」
と言いました。
ひまわりは漢字で書くと「向日葵」。
花が咲くまでは、太陽のある角度に合わせて、蕾などが向くので、そんな漢字が使われていますが、花が開花すると、栄養生長が生殖生長になるで、太陽に向かなくなり、その後はだいたい東を向て咲くので、ココのひまわりもほぼ全部が東側、一方向を向いてます。
殆ど一方向なので、撮影はだいたい西側を向いて色々撮りました。
ひまわり畑内に散策路が設置されていますが、ひまわりは背が高いため、ひまわりの海の中に、人の頭が見え隠れしていますし、青空に映えたひまわり畑も素晴らしかったです。
私も散策路を歩きましたが、見上げるような背丈の満開のひまわりに囲まれて、夏らしい雰囲気をたっぷり楽しめました。
やはり鮮やかな黄色いひまわりの花は、本当に明るくて美しい花です。
この「ましこひまわり祭り」にお越しの際は、是非ハサミ持参でいらっしゃることをオススメします。
実は摘み取り自由ゾーンがあって、何本でもそのゾーン内であれば無料で持ち帰る事が出来ます。
ひまわりは簡単に茎が折れそうな感じがしますが、茎内に非常に強い繊維があるので、そう簡単には折り取る事は出来ません。
嫁さんも持参したハサミで、手ごろのひまわりを摘み取りましたが、ひまわりは花屋さんでも一本数百円はするので、良いお土産が出来ました。
すると小さな女の子が、ひまわりを欲しそうに見つめていたので、手ごろなひまわりを摘んであげると、
「ありがとう」
と、嬉しそうにお礼を言ってくれました。余りにも可愛らしいので、
「まだ欲しいかい?」
と聞くと、
「これでいいんだ」
と言って、またお礼を言って歩いて行きましたが、ちゃんとお礼が言えて、ちょっとほのぼのとした時を過ごす事が出来ました。
イベントが終わると、ただちに耕うんされてしまい、ただの田んぼになってしまいますが、益子町のひまわりは、食用では無く景観用なので、是非HPなどで検索され、満開状況などをお調べの上、お越しになると良いと思います。
アクセスなど
・真岡鐵道益子駅から徒歩約40分。
・自動車の場合は、「道の駅まこし」または「和(なご)みの家」でルートの設定。
・簡易トイレが設置されますが、混み合うため、「道の駅ましこ」などで済まされて来園される事をオススメします。
・田んぼが会場であり、大雨後は駐車場や散策路が”ぬかるみ”ますので、長靴やスニーカーなどでの散策が良いです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
1件の口コミのうち、1件目から1件目を表示しています。