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花粉症と戦いながら桜見物。
少し前は枝垂れ桜だけしか咲いていませんでしたが今日は境内の桜も満開でした。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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公式ホームページには「御朱印は18日と25日のご開帳日に致します。」と書いてある。
菅原道真公が刻まれた国宝十一面観世音菩薩像を見たい場合は、この御開帳の日に行かねばならない。
拝観料は500円で時間は9時から16時まで。近鉄南大阪線の道明寺駅から歩いて5分程度で、駐車場は寺の東側の道を北へ入った所に数台程度おける。寺の正面にも駐車場があるが、ここは関係者用で一般の駐車は禁止されている。
この十一面観世音菩薩像を御本尊とする古義真言宗 蓮土山「道明寺」は尼寺と言うが、今まで尼さんを見たことがない。
今はこじんまりしたお寺だが、戦国時代に焼失する前は広い境内に五重塔、金堂など七堂伽藍の立派な寺だったらしい。
当時は「土師寺」と呼ばれていたそうだが、道明寺一帯は、「土師の里」と呼ばれ、土師氏が本拠地としていた所で、その名がついたとされる。
土師氏とは?と思って調べると天皇の葬儀の際に墳墓に入れる埴輪を作っていた一族で、後も皇族の葬儀を担当していたらしいが、桓武天皇の時代にいくつかの名に分かれ改姓していった。
その中から、後に菅原道真が出現することになるが、改姓の事情や桓武天皇との関わり等を調べると興味深い話がいっぱい出てくる。
土師寺から道明寺へとなっていく歴史が面白いお寺さんだった。
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