千葉県立青葉の森公園の口コミ一覧（９〜１０点）

地元民はたぶん気づいてないけど、この公園は他県民から見るとかなり癖が強い。
地元民は見慣れてしまって麻痺してるのだろう。
ちょっとしたワンダーワールド。

また千葉県民の生態を知る良いフィールドにもなっている。
千葉県には半グレ、ヤンキーが生息してない地域があるのだ。


■概要

千葉県の公園というと都民に親しみが深いのは「葛西臨海公園」であろう。
ディズニーランドからも近く大観覧車が目立っている。
とても人気。
しかしあそこはカップル狩り、オヤジ狩りの狩猟場である。
日暮れ以降はパンピーが暴行や拉致監禁などの被害に遭う。
そのため千葉＝半グレorヤンキーが魍魎跋扈する危険な土地という印象があった。
特に夜は危険なのだ。
しかしこの青葉の森公園で千葉への印象を覆される。


■感想

近隣にファミレスを多数完備。
有料駐車場も広々。
県立公園だけあって県内中から千葉県民がやってきても対応できる広さと周辺施設を誇っている。
1時間や２時間では全部は回れない。
（近くのココスは朝バイキングもモーニングもやってないので朝早くから行くのはおすすめしない。）


場んでっとさんが訪れたのは夕暮れ。
本来ならヤンキーや暴漢が跋扈する時間帯である。
さっと行ってさっと帰ろうと思ったら、近隣住民が犬を連れて公園に続々と集ってくる。

「おかしい。半グレがいない」

公園内に入っての第一感想である。
高齢者がウォーキングし、中高生はランニングにいそしみ、お父さんたちが犬の散歩をしている。
もうすぐ夜だというのに人が多い。

照明は少なく、「森のガーデン」付近はカラスが「ここ俺んちだから」とオラオラと人間を脅している。
さらに「危ないから夜はあんまり来るなよ」的な立て看板も立っている。
公は危機感を抱いているが付近住民はのんきに薄暗闇の中でも歩き回っている。

かなり驚いた。
照明が少なく、荒久古墳といってでかい墓（カラスの巣。とてもうるさい）もある。
場所柄、忌地にされてもおかしくない。
場んでっとさんは危険信号がぴこぴこしている。

どうやら、半グレも殺人鬼も暴漢もこの公園にはいないようだ。
「葛西臨海公園」を知っている人間にはにわかに信じられないが、千葉に平和な土地があったことにカルチャーショックを覚えた。


■彫刻広場と西洋庭園

彫刻広場の彫刻は癖が強い。
組体操系とクリーチャー系が目を引く。
作風から命または精神の危機を若干ながら感じる。
見る者に不安を催す像をなぜ飾ったし。
地域住民はスルーしているが初見者には違和感山盛りである。

西洋庭園というから新宿御苑のイギリス式やフランス式を予想していたが、完全に的が外れた。
まさか神殿系を置くとは誰も思わない。
こちらの意図を悉く外してくる。
また、千葉県民は上品であるらしく裸のおっさんがいない。
足立区では上半身裸のおっさんが公園のあちこちに落ちている（服を着ていても公園に入ったとたんに脱ぎだす）。
千葉との文化の違いを感じた。