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百人浜の口コミ一覧

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あるぱ7216(休止中)さんのクチコミ
2019年06月13日に投稿されました。
百人浜のモニュメントとスミレなどの草花。風が強い百人浜は、下草や背の低い木々が多いです
名物「えりも短角牛」。風が強い襟裳付近は農業に向かず、漁業や畜産業が中心です。
展望台と、果てしなく広がる大草原。本当に何もありません
果てしなく長い百人浜(北東方面)。黒っぽい砂が印象的です、この浜のどこかに蝶々貝が落ちてます。
漂着していた3mはある日高昆布。生の日高昆布は数キロあり、手でちぎる事が出来ないくらい強度があります
襟裳岬方面の百人浜。常に風が強く吹き、高波が押し寄せます。寂寞感満載の百人浜は、癒しを求める場所としては良いかもしれません。
一時間余りで見つけた蝶々貝
色味があるマダ新しい蝶々貝。どちらの形がお好きですか?
 百人浜は、北海道日高地方の南端、襟裳岬付近から北東に約 15?続く砂浜海岸です。


 そんな百人浜の中間あたりに牧場やオートキャンプ場があり、無料駐車場と百人浜のモニュメント、百人浜への入り口があります。

 百人浜への入り口から数分で、無料で登れる展望台がありますが、展望台からは、東側に百人浜と太平洋、北側と西側に笹の大草原と襟裳の森が、南側は大草原の遥か先に、襟裳岬を望む事が出来ます。
 果てしなく広がる大自然に囲まれた百人浜。
 人工物が殆ど無い景色を望む事が出来ますが、正直、余りにも素寒貧とした景色は、少々寂しさを感じるかもしれません。

 展望台から更に数分で百人浜へ到着します。

 弓なりになった黒っぽい砂の百人浜は、15?に及ぶ広大な砂浜ですので、それをすべて歩くのは困難ですが、立ち止まって眺めると、本当に何もない浜に、ずう〜〜〜〜っと、常に風が強く吹き付ける印象があります。
 
 余りにも何も無い浜辺で、風の吹きつける音と波の音、たまにカモメが鳴くくらいしか音が無い百人浜。しばらく佇んでいると、最果てまで来たと言う「寂寞感」を感じるかもしれません。
 逆に大観光地である襟裳岬は沢山の観光客が訪れますが、こんな人の気配の無い寂寞感を味わいたいなら、オススメかもしれません。

 ちなみに百人浜の由来は、
「盛岡藩の御用船が遭難し、乗組員 の遺体が浜に流れ着き、助かった者も飢えと寒さで亡くなり、100人余りが犠牲になった」
 という歴史があり、百人浜と言う名がつけられたそうです。
 近くに遭難供養碑や一石一字塔、観音堂もあるので、そう思うと少々不気味な感じを受けます。


 何もない、遭難・・・。

 など、そんなネガティブな事を書くと、百人浜は訪れても余り面白くないようなイメージを受けますが、実は

「拾うと幸せになれる」

 と言われている、素敵な形の貝殻を拾う事が出来る砂浜として知られています。


 その貝殻は「蝶々(チョウチョウ)」の形をした、その名の通り「蝶々貝」。
 大きさは2〜3cmのサイズが一番多いように思えますが、襟裳岬の岩場や百人浜などで見つける事が出来ます。

 初めて蝶々貝を見ると、
「こんな蝶々の形をした二枚貝があるのか?」
 と思われますが、実は蝶々貝と言う貝は存在せず、この貝の正体は、楕円形で小さなアワビの様な形をした「オオバンヒザラガイ」と言う貝です。


 アワビは1枚の貝殻で覆われてますが、オオバンヒサラガイは、体内に蝶々の形をした殻が8枚あるそうで、そんなオオバンヒザラガイが死んだり、カモメに食べられたりすると、その蝶々の形をした貝殻がバラバラになり、百人浜などに流れ着きます。

 この広大な約15?もある百人浜のドコに、2〜3cmの大きさの蝶々貝が落ちているのか?

 と言われても分かりませんが、欲しい方は、目を皿にして探さなければ見つける事は出来ません。

 私も初めて訪れた時は、2時間余り探したにも関わらず、縁が欠けた1枚しか見つける事が出来ませんでしたが、回数を重ねると、段々見つけるのが上手になります。


 蝶々貝も、新しいのは形もしっかりしていて欠けも無く、ピンクやオレンジ色の色味がありますが、長く波に洗われた蝶々貝は、色味も無くなり、形も削られてしまってます。

 また蝶々貝は2種類あり、蝶々の形をしたものと、お尻が丸くなったのがありますが、お尻が丸いのは、まさに「オオバンヒサラガイ」の”お尻の部分に当たる貝殻”と思われ、コチラの方が数が少ないので、貴重??です。


 途中日高昆布が落ちて??いました。
 長さ3mはある日高昆布で高級品ですが、生の昆布は非常に重量があり、持ち帰る事が出来ませんでしたが(笑)、スゴイ宝物が落ちていました。

 今回は1時間で20枚ほど蝶々貝を見つける事が出来ました。
 まるで宝物を探すように蝶々貝を探しますが、やはり探し当てると嬉しく、つい夢中になってしまい、あっという間に1時間が過ぎました。さらに、この広大な百人浜の波の音やマイナスイオンをたっぷり浴びる事が出来て、心身ともにスッキリしたような感じがしました。

 本当に人の気配の無い、この素寒貧とした感じは、それはそれで良く、もう少し蝶々貝も探したいですが、次の目的地に行く時間も迫り断念。
 貴重な蝶々貝は、壊れない様にしまって、お土産になりました。

 是非襟裳岬など行かれる機会がありましたら、蝶々貝を探されると良いと思います。
 北海道でも、襟裳岬など太平洋側にしか無い、と言う事を聞いた事がありますし、探し当てると、本当に宝物を見つけた感じになりますので、参考にして頂けたらと思います。


〇アクセス〜
・襟裳岬より広尾行バス15分。百人浜下車。
・無料駐車場有。付近にトイレはありますが売店などありません。
・砂浜のため、風を遮るものはありません。相応の防寒が必要です。
※実際に蝶々貝と言う貝は存在しません。形が蝶々に似ているため、蝶々貝と言われています。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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