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丹波篠山“紅葉”の名所…❝洞光寺❞を訪ねました。
令和 元年 11月21日(木) 天候:晴れ
丹波篠山の中心街から車で15分ほど走ると、長閑な集落の山裾に佇む❝洞光寺❞の門が見えてきました。
“もみじまつり”と書かれたのぼり旗を目印に、曲がりくねった狭い農道を進むと、数台が停められる駐車場に辿り着きました。
既に2~3台の車が停まっていました。。。
車を降り、少しひんやり...と、感じる朝の空気が気持ちよく感じます。
〘山門〙をくぐり苔むした階段をのぼる...と、朝日に照り映えた美しい“紅葉”が、目の前に飛び込んできました。
池の畔から眺める景色は絶景のひと言につきるほどの美しさでした。
また、昔を偲ばせる古びた参道…菖蒲池に架かる橋?観楓橋(かんぶきょう)?からの眺めも格別で、澄みきった秋の青空と、程好く色づいた“紅葉”が水面に浮かび上がるように映り込み、思わず立ち尽くすほどの美しさでした。
池の畔をめぐり...ます!
池の堤に立ち、観る≪楼門≫も“もみじ”樹々に遮られ、凛として佇む美しい姿が見え隠れしていました。
参道を進み石組みの階段をのぼります。
≪楼門≫を間近に眺めながらくぐる...と、正面に【本堂】があり、右側に❛鐘楼❜を配する広い境内に出ます。
先ずは【本堂】に参拝します。
❝洞光寺❞は南北朝時代(1374年)〚天鷹祖祐大和尚〛が、曹洞宗寺院として創建されましたが、天正年間以降度重なる火災に遭い、今の【本堂】は昭和49年に再建されたそうです。
現在は山あいの小さなお寺です...が、曹洞宗の歴史に大きな足跡を刻む寺院であったと記されています。
境内の中ほどから色づいた“もみじ”越しに≪楼門≫を愛でる景色と、【本堂】前から≪楼門≫を観る光景は大変美しく、思わずカメラを構え、同じアングルで何枚も撮ってしまうほどでした。
境内にある“もみじ”の木は、かなりの老木のようですが、毎年美しい色柄で拝観の人たちを楽しませているようでした。
また、境内の一角に聳える巨木の“銀杏”も見事で、朝日に映えた黄色と、赤い“もみじ”や緑の樹々とのグラデーションを美しく描き、素晴らしい空間を演出していました。
色とりどりの枯れ落ち葉が境内を‘いびつ’な色柄の絨毯に作りあげており、その美しい景観に見入ってしまうほどでした。
少し奥まった山裾に、赤い鳥居が並んだお社があったのです...が、お稲荷さんでしょうか...?
色づいた“もみじ”がお社を包み、落ち葉と苔に覆われた階段をのぼり、赤い鳥居をくぐってお社に参拝いたしました。
11月の中旬には“もみじまつり”が盛大に催され、境内には屋台も並び…多くの人たちで賑わったそうです。
私達が訪れたのは、見頃をほんの少し過ぎたあたりでした...が、境内の辺り一面を赤や黄色の落ち葉が美しく彩った秋景色の光景に出会う事ができたのも幸いでした。
振り返り眺める景観も素晴らしく、錦に染まった❝洞光寺❞の秋景色を満喫し、苔むした古い参道を戻って行きました。
車に戻り、下の広場を覗き込むと、白いテントを張った小さなお店がありました。
「地元の特産品が販売されているようでした」
目ざとい「かみさん」…早速お店に出向き、私が片付けをしている僅かな間に∼・∼レジ袋いっぱいに…大根や山芋そして、黒豆を買って戻ってきました。
丹波篠山の“もみじ狩り”素晴らしい晩秋のひと時を楽しませて戴きました(*^-^*)
※ 入山料及び駐車料はすべて無料...でした。
アクセス
車:舞鶴若狭道「丹波篠山口IC」〜約20分。
電車+バス:「JR篠山口駅」から神姫グリーンバスで約40分「東本庄」下車、徒歩で約5分。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。