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バラと紫陽花が共演する5月末、梅雨で天気が不安定ながらも美しく咲いていた。梅の実の採集のために立ち入り禁止になっている区画があったり季節の移ろいを感じる。
■感想
5月末、梅雨に入りかけて天気は不安定。
バラと紫陽花を楽しみに今年も行ってきた。
雨が降ってると香りがない。
小雨が降ってるとゲストが誰もいない。
今年も独り占めだった。
十分にバラと紫陽花を堪能した後、都市農業公園前の河川敷に出た。
名前も知らない草が生い茂っている。
植物観察にやってきたのだ。
取り出したるはスマホ。
googleレンズの出番である。
これがあれば植物図鑑の代わりになる。
強い味方だ。
以前から、河川敷に初夏になると繁茂するハーブみたいな植物がとても気になっていた。
見た目が緑色のラベンダーにも似てるが香りがぜんぜんない。
なんだこれ、と思っていた。
レンズを合わせるとすぐ回答が出た。
ヘラオオバコ。
レンズの長所はすぐ名前が分かって、名前からその植物の正体がすぐ分かるところだ。
その場でいっこいっこ知識をすぐ溜められる。
博物館でレンズの使い方を覚えてきた。
子供らやその親がスマホをかざしてレンズを使ってるのをよく見た。
今年から真似るようになった。
レンズ、すっごい便利。
今まで使わなかったのが勿体ない。
めんどくさがるんじゃなかったと後悔した。
自分は無知だが地元民やレンズのおかげで知識を得てきた。
これからとても活躍していくだろう。
ヘラオオバコ。
別名はカエルバ、ゲーロッパ。
弱った蛙を近くにおいておくと元気になるらしい。
帰化植物で繁殖力が強い。
そして食える。
味は無味かやや苦い。
花言葉は「素直な心」。
葉っぱの天婦羅が人気で、醤油、ソース、タレ、ドレッシングにすごくマッチするそうだ。
しかし、シュウ酸が豊富で食べ過ぎると尿管結石になる。
ある意味では生物兵器ともいえるだろう。
菜の花は採集する人がよくいた。
あれはシュウ酸が少なくて体に害が少ない。
よく食べられる。
ヘラオオバコの採集者が少ないのは、経験的に尿管結石になった人々とその子孫が警戒してるのだろうと当たりを付けた。
紫陽花の葉っぱに毒があるのは元々知っていたが、
野の草には思いもよらない効果があって楽しい。
初夏、レンズが楽しい。
これから愛用していく。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。