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あるぱ7216さんの津別峠に対する口コミ

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あるぱ7216(休止中)さんのクチコミ
2020年09月29日に投稿されました。
津別峠展望台の上に、輝く筋雲がありました。どんな絶景が望めるか期待が高まります
大絶景に魅せられる観光客
オレンジ色に染まる雲海大絶景
 津別峠は、津別町と弟子屈(てしかが)町との境にある峠ですが、ココにある「津別峠展望台」から、眼下に広大な「屈斜路(くっしゃろ)湖」を望み、その屈斜路湖を囲む「屈斜路カルデラ」と、反対側には雌阿寒岳と雄阿寒岳などの大パノラマを望むことができる景勝地です。

 津別峠までは狭路で観光バスが来れないので、貸し切りで大絶景を望む事が出来る知る人ぞ知る峠ですが、実は近年、

「北海道でも上位の絶景が望める名所」
「素晴らしい雲海絶景が望める名所」

 と言う事で有名になり、その中で特に雲海は素晴らしく、雲海絶景ツアーも企画され、全国からカメラマンが集まるほど人気が出ているそうです。


 隣町である津別町の天気予報は、今日から明日に掛けて全て晴れマークが出てますが、屈斜路湖がある弟子屈町は、昨日からずっと低い厚い雲に覆われ、晴れる気配がありません。この空を見ていると、

「本当に津別峠は晴れているのかな?」

 と不審に思います。



 そんな入念に?天気予報などを調べた翌朝、まだ暗いうちから津別峠を目指しますが、屈斜路湖畔は今朝も厚い雲に覆われていました。

 津別峠は標高947mあり、急カーブの狭路を登って行くうちに雲の中に入り、峠が近くなるにつれ、低い厚い雲を抜け雲の上に出ました。

 津別峠の駐車場に着くと、目の前に「津別峠展望台」がありますが、その展望台の上にある筋雲が朝日に照らされ輝いており、急いで展望台前の広場に行くと、広大な屈斜路カルデラを覆いつくす一面の雲海絶景が、眼下に広がっていました。

 さっきまで屈斜路湖畔の厚い雲の下に居た時は、

「雲海は難しいだろう」

 などと半分諦めていた気持ちが、ここで一気に開花したような、まるで魔法にでも掛かった様な感じもします。

 もしツアー参加されたとき、出発前に上空が低い厚い雲に覆われていても、

「津別峠まで行ったら雲海絶景が見れるチャンス」

 と思って頂いても良いかもしれません。


 それにしても壮大な雲海絶景。
 こんな日の出前の早朝に、50人くらいの観光客やカメラマンが居るとは思いませんでしたが、訪れた皆さん全員が、その絶景に魅せられていたのは印象的でした。
 ぼこぼこした雲海は、まるで巨大なフライパンの様な屈斜路カルデラで、何か料理をしている感じにも思えますが、徐々に正面の斜里岳の左側付近が明るくなってきました。

 目に見えて斜里岳の左側が明るくなると同時に、待ちわびた朝日が昇ると、皆さんから感嘆の声が上がると同時に、シャッター音が響きわたります。
 
 実は屈斜路カルデラを望める展望台は、津別峠展望台以外にも数か所ありますが、何より「正面から朝日が望める」と言う点で、他の展望台より人気がありますが、それにしても美しい大絶景。

 太陽が昇る程に、ぼこぼこした雲海がオレンジ色に染まって行きますが、その変わって行く様も美しく、ドコをドウ撮って良いか忙しくなりますが、上空の光った筋雲もコノ大絶景に華を添えており、この日はかなり良い感じの大雲海が望めたと思います。

 さらに太陽が昇ると、雲海がうごめいてきました。
 それはまるで生き物のように見えますが、そんな目に見えて移り変わっていく津別峠の雲海は、まさに「北海道でも上位の絶景が望める名所」「素晴らしい雲海絶景が望める名所」だと思いました。

 なんとも清々しい気分になり、皆さんの満足げな表情も印象的でしたが、隣のカメラマンさんが、

「ここは雲海が見れなくても、屈斜路湖を介して昇る朝日も素晴らしいですよ」

 と話されました。続けて、

「朝日が昇ると、太陽光線が屈斜路湖水に反射したり、朝焼けに染まる雲が水鏡の屈斜路湖に写ったりもします」

 と話され、雲海が見れなくても、それはそれで素晴らしい絶景で、そんな津別峠からの絶景も見たくなりました。


 夏季は屈斜路湖から蒸発した水蒸気が、また海霧が屈斜路カルデラ内に溜まりやすく、特に天気が安定した、風が無い日は雲海が見れる確率は高まり、ひと月の雲海が見れる確率は「30~50%」だそうで、かなりの高確率だと思います。

 太陽が昇る程にオレンジ色に染まった雲海は白色になり、やがて雲海は薄れて来ましたが、非常に満足できた雲海大絶景を見る事が出来ました。

 津別峠は非常にアクセスしにくい、また早朝に訪れるのが困難な場所ですが、是非日の出前から訪れて頂き、感動の大絶景を望んで頂けたらと思います。




〇アクセスなど
・レンタカーやタクシー、ツアー参加でのアクセスになります。津別峠までは非常に急坂と急カーブが多い狭路ですので、運転に自信の無い方はツアー参加が望ましいと思います
・弟子屈町内、川湯温泉街、津別町内など最寄りの宿泊施設がある町より、津別峠展望台まで約30㎞
・津別峠に至る道道588号線は、11月~5月まで冬期通行止となるため、6月~10月しか行く事が出来ません。(年により、通行止期間の短縮、または延長になる時がある)
・津別峠展望台は9時~19時開館。早朝は展望台に登って景色を見る事はできないため、展望台前の広場から景色を見る事になります。
・トイレは24時間利用可、売店や食堂、自動販売機などありません。無料駐車場あり

※津別峠からの日の出時刻
6月21日  3時35分
7月22日  3時55分
8月22日  4時29分
9月22日  5時04分
10月22日  5時39分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
たびかんスタッフさんからのコメント [2020-12-07 09:28:05]
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