空中展望台 スカイバードの口コミ一覧（９〜１０点）

　能登半島一周の旅の途中、禄剛崎から見附島に向かう道すがら「空中展望台入口」という看板を見つけ、ちょっと寄り道してみました。

　駐車場に着くなり平屋の建物の入口に「入場券売り場」とでっかい張り紙が見えて、お金かぁ・・・とひるんでしまいました。
　
　まずはお土産売り場を見つつ様子をうかがう事に。お土産売り場は充実していて、奥の方は海が見えるようにガラス張りになっていてソファなども置いてあり、なかなかおしゃれな空間です。

　店の外に出て展望台の方に行ってみると柵で仕切られていて、入口に自販機があったので金額を確認すると青の洞窟と空中展望台のセットで１５００円！！青の洞窟は見てみたいが、高いっ！

　柵の外側から有料ゾーンの展望台と、海に向かって突き出した細い通路部分が見えます。これは確かに「空中展望台」ですね。でも青の洞窟はもっと先にあるらしく、確認できません。

　とりあえず柵の外から帰ってきた人の表情を観察すると…無表情。興奮している様子もなし。
　そこへ大学生くらいのグループが帰ってきて、スタッフが「どうやった？」とフレンドリーに話しかけると、大学生「思ったより・・・」スタッフ「しょぼい？」スタッフ自らしょぼかった？と聞いてしまうような場所に１５００円はもったいないのでやめておきました。

　空中展望台からじゃなくても、柵の外からでも景色は素晴らしいです。スリルがないだけです！(完全に負け惜しみ!?)

　海からはかなりの高さがあり、崖下には「ランプの宿」が見えました。

　諦めて帰ろうとした時、崖の脇の方に電車のコンテナくらいの小さい小屋があったので何かと思って確認しに行きました。

　入口から覗くと正面は壁が無くて海を見下ろす事が出来るデッキでした。一番驚いたのは床がブランコのようになっていたこと！

　このような小屋がいくつか並んでいて、カップルやグループがそれぞれプライベート空間でゆっくり座つて海を眺められます。なんとこちらは無料。

　青の洞窟がどれくらい素晴らしいのか知る由もありませんが、こちらはかなりテンションが上がりましたよ。　なのにみんな気付かずに素通りで帰って行きます。もったいない。

　もしスカイバードに行かれた際には隅っこにある小さな黒い小屋を探してみてください。

後日談
　確かにその場で「パワースポット」とか「聖域の岬」とかいうフレーズは見たような気がしますが、ただの宣伝文句かと思って気にも留めませんでした。

　しかし、帰ってきてからスカイバードの事をネットで調べてみると、長野県の分杭峠、山梨県の富士山と並ぶ「日本の三大パワースポット」だそうです。分杭峠は知りませんが、あの富士山と並ぶとなると一気に株が上がります。

　なのに１５００円をケチってパワーをもらいそびれたかも。今になってちょっぴり後悔しています。