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磨崖仏(まがいぶつ)は日本中で少なくとも30以上あるそうだ。
吾野の磨崖仏は駅から近くて比較的楽な行程で拝める。
案内板が出てるスタート地点から片道約500m。
■概要
吾野湧水を飲みに行った帰り、美しい藤棚があるのでふらふら寄ったら吾野法光寺という寺だった。
寺を散策していると「こっち観音様☞(要約)」の矢印が出ている。
再びふらふらと矢印に従ったら裏山に出た。
観音様まで約500m。
「楽勝そう。行かねばならん」
チャレンジが始まった。
■感想
滅茶苦茶楽しいコースだった。
何故か途中で壁が出現する。
壁の向こう側に何があるかは分からない。
森でも山でもなさげだが何故か壁。
正体不明の壁だがかなり雰囲気があって古代遺跡のよう。
アトラクションに参加してる気分になってくる。
ここは吾野。
有名な子の権現付近ではクマ出没があったりなかったりするそうだ。
秩父のクマは最近は態度ビッグで人里にも平気で降りてくる。
この裏山の向こう側もひたすら山々に繋がっている。
絶対に出ないという保証はないのでこの壁が助命に役立つかもしれない。
「頼んだぞ、壁!」
だいぶ人足が少ないようで踏み跡がほぼ消えてる。
頼みの綱はお寺がたてた赤い旗。
それを目印にひたすらゴール目指して邁進する。
それにしても蚊が多い。
途中、踏み跡がまったくないので磨崖仏へのルートが消失するが根気よく探せば人が通った痕跡を発見できる。
無事に磨崖仏に到着。
採光は外光のみ。
昼間に来てもなかなか暗い。
スマホのライト機能を使うと見える。
壁には彫りかけの仏様。
奥には仏像が鎮座している。
近寄ってみることはできない。
荘厳な雰囲気はさすがだ。
14時台から登山開始したがまだ15時台。
駅から往復2時間あればいけそう。
山中は急激に暗くなるので、古峯神社を急いで登って降りて下山開始。
たいへん楽しい登山だった。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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